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【国内】主婦とアフィリエイトプログラム、その3。日経の特集記事で紹介。月に15万円を稼ぎ出す市川市の主婦、夫に内緒でHP運営、Kaboさんの場合。

投稿者 石川洋一 2004年03月24日 17:31

2月15日の日経のアフィリエイトプログラム特集記事の冒頭に紹介されているのが、Kaboさんである。ご覧になっていない方の為に、その記事を引用させて貰う。

”千葉県市川市の主婦、ハンドルネーム「Kabo」さん(40)は、平日子供を送り出すと、洗濯、掃除を手早く済ませ、午前10時にはパソコンに向かう。「あら、かわいらしいブタの顔の落としぶた。これを新しく紹介しようかしら」。子供を幼稚園に迎えに行くまでの4時間、さまざまのネット通販のサイトから気に入った雑貨、台所用品などを選び、自分のホームページ「ぷっち・もーる」に写真を張り付け、紹介文を書く。このサイト経由で商品購入につながるケースは1日平均100件、彼女は毎月約15万円の収入を手にする”

日本経済新聞のように数百万人の読者が対象の、新聞の冒頭記事は、数百万人が毎日行っている平凡な日常風景を描き出し、その中で一点だけ、意外性を強調するのが常套手段である。

どこにでもある家庭の主婦、朝の掃除洗濯、幼稚園の送り迎え・・・日本中、百万家庭にある同じ風景である。しかし、突然、大きな意外性が顔を出し、人々の目を引きつける。・・・パソコンに向かい、そこから稼ぎ出す収入が月に15万円・・・。朝の風景は同じであっても、月に15万円稼ぎ出すという風景は異質のものである。それも、アフィリエイトプログラムという、新しいマーケティング手法を使ってのことである。

この冒頭の記事によって、読者は、この特集記事を読んでみようという気になる。この導入役を務めたKaboさんが、どうやって月に15万円前後を稼げるようになったのか、紙上インタビュー記事をお届けする。

まず、Kaboさんの、「ぷっちもーる」をご覧になって頂きたい。

●藍玉さんの本に紹介されたKaboさん。思わぬ一面が・・・・
・・・以上まで書いてきたところで、先週紹介した藍玉さんこと、小林智子さんの「主婦もかせげる、パソコンで30万円」が、発売された。その中で、Kaboさんのことを紹介している。友人同士だったのである。ところが、その中で、Kaboさん一家の思わぬ一面を暴露していて、興味深い。Kaboさんのホームページ運営は、ご主人に内緒だというのである。それも、ハンパな年月でなく、3年間内緒だというから恐れ入る。

ここの部分だけ、小林さんの本から引用させて頂く:
「Kaboさんが内緒にしている理由は、ご主人がインターネットや個人のホームページに対して良い印象をもっていなかったからなのです。ご主人は非常に慎重な方で、常時接続で個人情報が漏れて悪用されるといった危険性をKaboさんに語り、Kaboさんのパソコンを修理に出すときも、すべてのデータを削除してから出すようにというほどなんです。”きっと反対される、それなら内緒で始めてみようと決心しました”・・・・」

Kaboさんのアフィリエイトプログラムはこうして運営されているのである。
”最近、本当につらくなってきました。このまま内緒を続けていけるのか。でも主人に打ち明けたら、こういうことに思いっきり時間を使っていたと知れたら、怒られそうだし”

Kaboさんが、ご主人に打ち明ける決心をしたのは、今回の日経の記事記載がきっかけだったようである。Kaboさんのお宅では日経をとっているので、隠し通せることが出来ないと思ったKabo さんは、ご主人に打ち明ける決心をしたそうである。「すごいね」と、云ってくれたそうであるが、未だに遊びの延長だと思っているようだとのこと。

●コンピュータ、インターネットは遊びの延長? アシを洗えと云われたことも・・!
コンピュータに向かうということ、インターネットをやるということ、未だに、まともにみていない人種が沢山いるのは困ったことである。我が家がそうである。かっこよく云えば、いま流行のSOHOというヤツで、自宅の6畳が事務所代わりで、1日中、家でコンピュータとにらめっこである。アフィリエイトプログラムに首を突っ込んだり、ショッピングモールを運営したり、結局、朝から晩までキーを叩かざるを得ない状況なのであるが、我が家のカミさんは、亭主が、一日中、コンピュータで遊んでいると思っているのである。
「あんたは、いいわね、一日中勝手なことしてて・・・」
仕事とみなしてくれないから、途中でいろいろな命令が飛び出してくる。「洗濯物干して!、ネコちゃんにえさやった?・・・・」。これがまた、「俺は仕事中なんだ!!」と、胸を張っていえない後ろめたさがつきまとうのは、なんとしたことか・・・

こういう人種にとっては、「仕事をする」ということは、朝、玄関から靴を履いて出て行き、夕方、また、帰ってくる、ということが「仕事」であって、我が家にこもって、コンピュータに向かっているのは、「仕事」とはみなしてくれないのである。数年前、現役だった頃、ある専門学校の運営をまかされていたが、ある時、理事長から「センセイ、インターネットから早く足を洗って下さい。父兄の手前もありますから」と、懇願されたことがあったが、まあ、インターネットをヤクザな遊び道具と思っている人種が、この21世紀にもまだ、いるのは困ったことである・・・、が、それほど、リッパな、ツールになりきっていないのも事実である。

我が家は、それでも、形だけは、私が「主人」と言うことになっているので、なんとか収まっているが、Kaboさんは、「主婦」という立場。さぞ、辛かったろうと察しがつくが、それも、無事、オープンになったようで、めでたい限りである。

本題に戻ろう。
筆者自身、日経に紹介されるまで、Kaboさんのサイトを知らなかった。ところが、一見して、首を縦に大きく振るほど、納得のいくサイトだったのである。一度、入ると、あそこもここも見てみたいというサイトである。何万というサイトを見てきているが、正直、中には、気分が悪くなるようなサイトが沢山ある。入ったとたんに、出たくなるようなサイトが山ほどある(おまえのサイトがそうだ!との天上からの声あり)。そこへいくと、Kaboさんのサイトは、女性らしさの漂ったいわゆる「癒し系」のサイトである。他のカテゴリーにクリックしてみようかと思わせる雰囲気が漂っている。

白をバックにした、簡素なセッティングが、「ウインドウショッピング」には、もってこいである。Kaboさんの先輩格にあたる、藍玉さんの 「悩みドットジェイピー」 もそういえば、何となく、同じような雰囲気を持っている。

オープンが2003年の9月とのことだから、やっと半年。それにしては、品揃えもツボを押さえているし、なによりも、種類が多い。サイトのターゲットは、明確である。そのサイト作りから分かるように女性、主婦層を目標にしている。ご主人に内緒で、良くこれだけのものが作れたと、内輪話を聞くと、また、感心したくなる。

「毎日の生活を豊かにするような かわいい雑貨、キッチン雑貨、ステキなインテリアをご紹介したショッピングモールです」と、プッチ・モールのあり方を述べている。

●Kaboさんのサイトを、もっとよく知り、且つ、参考にしたい方のために、一問一答を記しておきます。

・インターネットを始めてどのくらいになりますか?
【回答】4年です

・コンピュータ歴は?
【回答】同じく4年です

・ぷっち・もーるは、何番目のホームページで、いつ頃作られましたか?
【回答】3番目のホームページで、昨年9月にオープンしました。

・作るのにどのくらいの日にちがかかりましたか?
【回答】1ヶ月くらいです。

・ぷっちもーるのターゲットは? (主な客層、アクセスを期待する層)
【回答】主に女性や主婦の方、お子様のいらっしゃる方です。

・他に、ホームページを運営なされておりますか?
【回答】ぷっち・も?る以外に2つです。お母様たちとのコミュニケーションサイトとWeb上の幼稚園です。(ぷっち・も?るから独立させたキッズ&ベビー専門ショップも入れると3つになります)

・ホスティングなど、ひと月に、ホームページ運営にかかる費用は?
【回答】レンタルサーバー料の500円程度です。(電気代が一番かかっているかもしれません)

・アフィリエイトプログラムをお知りになった動機は?
【回答】友人のホームページに広告バナーが貼ってあるのを見てこういうお小遣い稼ぎもあるのだと知りました。

・今、参加しているアフィリエイトプログラムは? 
【回答】A8net、バリューコマース、電脳卸、リンクシェア、楽天アフィリエイト

・収入があるようになったのは、プログラムに参加して何ヶ月目くらいからですか?
【回答】2ヶ月目くらいからです。

・現在の1日の平均アクセスは、どのくらいですか? また、アクセスを増やす手段は?
【回答】はっきりとはわかりませんがトップページだけですと、300アクセス位です。

アクセスを増やす手段についてですが、特別な事ではないのですが、大手検索エンジンへの登録、個人の検索エンジンへの登録など、20箇所くらい登録したという事ぐらいなんです。

毎日300アクセスくらいに増えたのは、やはり日経新聞に掲載されてからで、それ以前はその半分くらいでした。
アクセス解析をみると、ほとんどがGoogleやYahooの検索からで自分で登録したサイトからの訪問はほとんどありませんでした。

実のところ、SEOについてもこれから勉強しようと思っているところなんです。まずはサイトの充実をと思ってやっていました。アクセスアップについてはこれからの私の課題です。

・月の平均的な収入は?
【回答】15万円くらいです(1月の確定金額)。12月は10万円くらい、2月は18万円ほどでした。

・1日にいつ、何時間くらいコンピュータに向かっておりますか?
【回答】早朝3時、4時頃からの2時間くらいと、子ども達が帰ってくるまでの3時間くらいの間。1日に4?5時間になります。まったくやらない(できない)日もあります。

・差し支えなければ、ご家族の構成は?
【回答】夫、義父、小学生の男の子1人、幼稚園児の男の子1人(4月から次男も小学生です)

・ご自分のこと、仰りたいこと、サイトのPRなど、どうぞ。
【アフィリエイトをはじめたきっかけ】
通販が好きでパソコンの前にいるのが好きな私は、このパソコンの前にいる時間を何かに利用できないだろうかと考えていました。SOHOについてもいろいろ調べてみた事がありますが、いまひとつピンとくるものがありませんでした。

専業主婦として、初期費用がかかるというのが一番のネックだったんです。そしてアフィリエイトと出会い、ホームページを作るという事が大好きな私は自分でネットショップを作ろうと思いました。

【紹介している商品について】
主に自分が好きな、そして憧れのキッチンブランドや雑貨をご紹介しています。実際に自分が使っている物もありますが、ほとんどが憧れの物です。ですから、商品に対しては思い入れがかなりあると思います。ぷっち・も?るは、こういうリビングにしたい、こういうキッチンだと毎日が楽しいだろうなと思う私の憧れの世界のかたまりなのかもしれません。

正直値段の高い商品もあります。主婦には手が届かない物もあるかもしれません。でも、その中の一つでも手にする事で自分自身もそうですが「やったー!」というとても幸せな、豊かな気持ちになれるのであればいいなと思っています。

【今後のサイト作りに関して・自分への課題】
今のぷっち・も?るはコンテンツが多く、それぞれが充実しているとはとても思えません。生活雑貨やキッチン雑貨を主に扱っているのに、どうしてトラベルなども?と思われる方もいるかもしれません。私の思っている事は、すべてのコンテンツが毎日の生活につながっているという事です。

ただ、まだそれが表現しきれていません。トラベルに関して言えば、ゆくゆくは、主婦が空いている時間にリッチな気分になれるような、自分へのご褒美ともいえるようなサービスを提供しているものをご紹介していきたい、子供連れで旅行へ行くにはどこのホテルがいいのかなど一目でわかるようなコンテンツにしたいと思っています。

生活に密着させたいという点からも、自分が実際に使った商品についての良さをもっとアピールできるページが作れるといいなと思っています。また、素敵な雑貨やインテリアを探したいと思った時「ぷっち・も?るにだったらあるかな?」と思っていただけるような、お店にしたいです。

今後も、ぷっち・も?るの紹介文にもありますように「毎日の生活が豊かになるような」商品をご紹介できればと思っています・・・・・。

●Kaboさんが、これから、家庭の中で誰気兼ねすることなく、サイトの充実を図り、スーパーアフィリエイトへの階段を登っていくことを期待したい。

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