「新着アフィリエイト情報」でも紹介したが、四国の香川から、新しいアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)1億人ドットコムが誕生した。2003年5月1日に仮オープン、6月1日に正式オープンする。後続のサイトだけに、最初から新しいサービスの提供をうたっている。ライフタイムコミッション、及び、2ーtier ならぬ、3ーtier(3段階)までの支払いである。但し条件付き。
アメリカでは、ライフタイムコミッションや、2ーtierプログラムが一般化していることを度々紹介してきたが、それらの傾向を、条件付きとはいえ、最初から取り入れている。先に、大阪のアフィリエイトサービスプロバイダー、電脳卸が、これらのシステムを取り入れたが、それに次ぐものである。
「1億人ドットコム」の条件付きライフタイムコミッションとは、自社の「ECサイト募集」に関するものである。また、3ーtierコミッションは、自社の「アフィリエイト募集」に関するものである。詳細はサイトで確認頂きたい。
昨今、アフィリエイトシステムの自社運営が目立っているようだが、その機能がどこまで働くかの問題はあるが、成果報酬マーケティングが、深く浸透してきていることを象徴するものであろう。この度の「1億人ドットコム」のアフィリエイト業界への新参入は、アフィリエイトサービスプロバイダーと言うことで、システムの自社運営などとは違い、社会現象としても非常に興味はあるし、期待もしたいところである。
オープンする以上、成功の目算があってのことだろうが、ECサイト(マーチャント)の募集は、どこまで期待できるだろう? オープン当初は、30社までシステム使用料なしのキャンペーンを行っているが、ぜひ、顔になるようなマーチャントの加入があって欲しいものである。
ECサイトのシステム使用料は月額2万円。3ヶ月は無料(期間限定)。その他に、初期費用が3万円と、解約時に返金されるとはいえ、デポジットが12万円必要である。広告主として顧客になるであろう中小企業にとって、若干まとまった額の出費となる。
確かに、現在運営中のASPに比較すれば、それぞれの項目で費用は低い。問題はECサイトを担いでくれるアフィリエイトの数である。これからどのくらいのアフィリエイトを獲得できるか、それも質の良いアフィリエイトを獲得できるか、そこで初めて、費用の低さが生きてくることになる。ぜひ、がんばって頂きたい。
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