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フォレスターリサーチ予測の追加情報。E-コマースブローカーの出現

投稿者 石川洋一 2001年04月17日 00:11

4月12日の「新着情報」で、フォレスターリサーチの「e-コマースの中間業者云々」と題するプレスリリースをお伝えした。概要を伝えているだけに、非常に分かり難い記事であった。

このプレスリリースをもう少し詳しく伝えているニュースレターが現れ始めた。AffiliateHandbook.comのJoel Gehman 氏の ニュースレターである。

このニュースレターに、若干の注釈を加え、分かりやすいように箇条書きにしてお伝えする。前回の記事も参照されたい。

(なお、このレポートは、フォレスターリサーチのCarrie Johnson氏が、50のリテーラーに彼らのオンライン上の取引関係についてインタビューして作成したものである)

●フォレスターリサーチによれば:

1。 リテーラーは、ポータルやアフィリエイト・プログラムがベストの仕事をしてくれると感じている。

2。 リテーラーの74%は、ポータルやアフィリエイト・プログラムなどの業者と取引を更新したいと思っている。

3。 50%が、これらの取引は非常に価値あるものと感じている。

4。 セールスの34%が、ポータルやアフィリエイト・プログラムによって行われる。一方、比較サイトなどは、12%である。

5。 フォレスターの警告:アフィリエイト・プログラムなどの成果報酬型のプログラムは少なくとも6ヶ月やらなければ、成果はわからない。それでダメなら考えなおしなさい。

6。 比較サイトなどは、[死に絶える」運命にあり、リテーラーの9%が、mySimon.com などのサイトをうるさがっている。(このサイトはCNET の所有)

7。 比較サイト、BizRate.com を参照するのは、全体の3%にすぎない。現在このサイトはAOLの買収対象になっている。

8。 同じく比較サイト、DealTimeは、自社でアフィリエイト・プログラムを運営しており、クリックごとに5セントを支払うが、電話でのサポートをやっていない。オンラインバイヤーの57%は、電話でのサービスを希望している。なお、DealTimeは日本語サイトをもっている(USAサイトから入れる)。

9。 デイズニーグループの,Go.com は、うまくいかなければ、比較サイト, PriceGrabber.comのように、先行きは暗い。

10。 上記のような、整理対象になっている比較サイトに代わって、今後生き残って行くのが、e-コマースブローカーである。ポータルやアフィリエイトプログラムがこの範疇に入る。

11。 E-コマースブローカーの定義:
マーケティング、マーチャンダイジング、カスタマーサービスをリテーラーに対して用意し、購入のプロセスを通じてカスタマーをサポートしていく中間サイト。上記したように、ポータルやアフィリエイトプログラムがこれに当たる。

敢えて、アフィリエイトプログラムに参加しているサイトで、一例を挙げれば、 Nordstromが、これに近いように見える。LinkShareのシステムを利用している。(筆者注:有名なファションショップ。アラスカで靴製造業として出発した。1901年創業で、100年の歴史を持つ)

12。 E-コマースブローカーの大事な役割:
フォレスターリサーチの主張の中で、非常に重要な展開がある。それは、”補足しあう”という点である。即ち、

”平均の注文量を上げるためには、「隣接しているもの同士」がお互いに補足し合うことが大事である。E-コマースブローカは、商品を補足しあうという点において、マーチャント間のパートナーシップを促進する役割を果たすことが出来る”。

13。 勝利者は誰か? 
フォレスターリサーチは次のように予測する。すなわち、2005年までに、ポータルはe-コマースの25%を運営する役割を果たす。金額にして67ビリオンドル(約8兆円)である。AOL。Yahoo!。MSNなどがこの役割を果たす。また、AOLは、その資金量にもを云わせて、Epinions.com 又は, ConsumerREVIEW.comなどを買って行くのではないか。

14。 アフィリエイト・プログラムは、ポータルに若干遅れをとるが、2005年までに、e-コマースの20%、金額にして、53ビリオンドル(約6兆3000億円)を占めることになろう。2001年には、e-コマースセールスの10.5ビリオンドル(約1兆2000億円。E-コマースの約10%)をアフィリエイト・プログラムが運営すると予測したが、それを大きく上回ることになる。

15。 フォレスターリサーチは更に、アフィリエイト マーケティングが成熟して行くに従って、”文脈に重きを置いた”アフィリエイトプログラムが更に増えていくだろうと予測する。

16。 フォレスターリサーチのこのレポートは、ポータルとアフィリエイトマーケティングの将来に光明を当てているに対して、ニッチコンテントサイトや、比較サイトに悲観的である

17。 まとめその1:フォレスターリサーチは新しい中間業者、”e-コマースブローカー”の出現を予測している。

18。 まとめその2:e-コマースブローカーは、非常に広範囲な一連のマーチャンダイジング(商品化計画)を提唱し、成果報酬を基礎として、マーチャントに対するサービスをサポートしていく。

フォレスターリサーチの予測レポートは以上。

筆者注:
2週続けてフォレスターリサーチの予測記事を載せたが、アフィリエイトマーケティングを含めた”e-コマースブローカー”の概念を定義し、その役割をあらためて評価している点において、新鮮である。

フォレスターリサーチによれば、”e-コマースブローカー”の一翼を担うのが、アフィリエイト・プログラムであるとしている。

単なるマーケティング手法の域を超えて、商品化計画、マーチャントの販売戦略のサポートに関与する役割を担うことにより、アフィリエイトプログラムは、21世紀初頭のオンラインビジネスに大きな影響を持つ存在になりつつある。

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