6月始め、アメリカの三大ASPのひとつ、コミッションジャンクションが、その規約を変更し、Pay-per-click (一クリックに対してコミッションを支払うシステム)を今後取りやめたことをお伝えした。一番不正が発生しやすいシステムなので、このシステムを採用しているマーチャントは、ASP共々、そのチェックと対策に多くの時間と費用を割いている。
BigWhat の例はもっと深刻で、不正アクセスを集中的に受けて、”不本意で、いやいやながら”アフィリエイトプログラムそのものから撤退することを決めたという。そして、徹底調査を FBI の手にゆだねたという。
一般のアフィリエイトには、誠に申し訳ないとしつつ、その人たちには今までのすべてのコミッションを支払うことをホームページ上に記載している。
そして、FBI の手により、不正者が摘発され次第、彼らの、住所、会社情報、email、IPアドレス、電話番号などすべてをネット上に公開すると約束している。そして、この不正を働いた連中にメール、電話などあらゆる方法でコンタクトし、是非、糾弾して頂きたいと、アフィリエイトに訴えている。
日本のASPや、マーチャントも似たような不正には頭を悩ましているらしいが、これは、立派な犯罪である。日本の警察も新手のIT関連の犯罪に乗り出してくれるようになったが、このような場合はどうなのだろう? 是非、摘発して内容を暴露して頂きたい。
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