従来、ドメインネームは、23文字がリミットだったが、今年になって、".com、.net”などを含んで、67文字まで登録が可能になったそうである。
これを、ビジネスチャンスと捉える人々がアメリカあたりには多くいるので、彼らの趣旨をお伝えして、参考に供したい。
しかし、日本では果たしてどうだろうか、という疑問が最初から起こるのは事実。まず、英語と日本語の違い。そして、何よりも、ドメイン名は短ければ短いほど良いと云われ、最短のドメイン名を考え、取得するために、ネット関係者は知恵を絞ってきたのである。
身近なところで云えば、A8.net。この由来がどこにあるか、アフィリエイト関係者ならばご存じと思うが、新しい方はご存じないと思うので、種明かしをすると、”アフィリエイト”の”ア”を”A”で表し、”エイト”を”8”で表し、両方合わせて、”A8”となる。
同じことが、電脳卸にも云える。d-064 は、漢字を数字に置き換えた発想である。両方とも、一度使うと、忘れられない。短いドメイン名をうまく利用している。A8の場合、すでにどこかが取得していたのを、かなりの金を出して買い取ったという話を聞いた覚えがある。創業当時で、お金がなくてヒイヒイ云っていた時代なので、大変だったそうである。
このように、ドメイン名は短いほどよいというのが、従来の考え方で、いまもってこの考え方はネット関係者の”常識”になっていると思う。
そこで、ドメイン名が67文字になったのが、どうしたの? 何か良いことあるの? と、いうことになる。
◆67文字はビジネスチャンスか?
なぜ、これがビジネスチャンスにつながる可能性があるのか? 僅かな投資で、稼げる可能性があるのか? 次の説明を見て頂きたい。
1.人の目を引きつけるドメイン名を登録しておけば、将来において、そのドメイン名を売って大きな利益を得る可能性がある。(bingo.com は、今年、100万ドル、一億円で売買された)
2.あなたの会社と製品或いは会社の目指すところを23文字以上の長さで登録することが出来る。(会社名とモットー、それをすべて登録する事が出来る。 www.chikyukankyo-mizukankyo-ni-torikumu-ecodepa.com。地球環境・水環境に取り組むエコデパドットコム。47文字)
3.いま、あなたが持っているドメイン名を更に良いドメイン名で登録する。例えば、net、org などの拡張子を持っている場合、.com に変えた方が、あなたのビジネスに良い場合がある。
4.”キーワードを豊富に含んだ”ドメイン名を登録することにより、サーチエンジンランキングの上位表示に、大いに、助けになる。キーワードをたっぷり並べたドメイン名を使うだけで、ランキングが飛躍的にあげることが出来るのである!!
5.ドメイン名として、あなたの名前そのものを登録する。家族のドメイン名を、プレゼントとして登録しても良いだろう。日本には、奥さんの名前を登録して誕生日にプレゼントするといった文化はあまり根付いていないが、インターネットが日常生活にとけ込んできた昨今、このような現象も起こってくるだろう。
◆ドメイン名の売買で億万長者に
五六年前、インターネットがまだ、それほど盛んでなかった時代、僅かな人々しか、インターネットを見るチャンスに恵まれていなかった時代、その将来を予測して、大会社などの名前を含む、多くのドメイン名を登録した人達がいる。インターネットが新しいマーケティングメディアとして、必ずや君臨する時代を予測してのことであった。彼らのもくろみは見事に当たり、1000倍の値段でドメイン名を売って、一生左うちわという人達が結構たくさん、排出したのである。
当時は、mp3.com や、gambling.com などを登録することが出来たし、これを登録し、売ったとしたら、どういうことになるか想像するだに、身震いを覚える。business.com は、750万ドル、7億6000万円で売買されたというので評判になった。先に、bingo.comを挙げたが、今年、WallStreet.comも、1億円で売買されたそうである。
このような、商売になるドメイン名はもはや存在しないのではないか、というのが、昨今の常識になりつつある。ところが、今回、67文字まで使えることになったことで、また、ビジネスチャンスが生まれた、と見る人々がいる。
◆.net よりも .comにビジネスチャンスあり?
これは、ビジネスチャンスであると同時に、あなた自身のビジネスをプロテクトすることにもなる。最近、ネットビジネスをはじめた人で、.com で登録したかったが、既に不可能だったという人が多いに違いない。身近な例でいえば、この AffiliatePortal.net も、.comがダメで、.netにしたいきさつがある。まあ、結構据わりの良いドメインになっているようだが、未だに、.comだったら、と思ったりすることがある。
.netと、.com との間にそんなに、差があるのか? ほとんどの人々は、ネットアドレスを考える場合、.comを頭に思い浮かべ、.netを考える人は、ごく少数だそうである。それだけで、ビジネスチャンスを失っているという人もいる。
◆検索エンジン上位表示に利用しよう
さて、67文字のドメイン名であるが、先にも触れたように、キーワード或いは、キーフレーズをドメイン名に含めることによって、検索エンジンの上位表示を実現し、トラフィックを増やす可能性がある。
サーチエンジンは、キーワードを含んだ URLが ”大好き”だそうである。キーワードとなる、あなたの製品、サービス名を含んだ URLを想像してみたら如何? ちょっと慣れない事例に、最初は戸惑うかも知れない。
一例を挙げてみよう。
www.computer-networking-technical-support.com
www.computernetworkingtechnicalsupport.com
(コンピュータ・ネットワーキング・テクニカルサポート ドットコム)
www.discount-christmas-gifts.com
www.discountchristmasgifts.com
(ディスカウント・クリスマスギフト ドットコム)
www.mp3-music-songs-artist.com
www.mp3musicsongsartist.com
(mp3ミュージック・ソング・アーティスト ドットコム)
www.pokemon-cartoon-game-toys.com
www.pokemoncartoongametoys.com
(ポケモン・カートン・ゲーム・玩具 ドットコム
www.discount-computer-software-store.com
www.discountcomputersoftwarestore.com
(ディスカウント・コンピュータ・ソフトウエア・ストア ドットコム)
www.easter-birthday-christmas-wedding-cards.com
www.easterbirthdaychristmasweddingcards.com
(イースター・バースデイ・クリスマス・ウエディング・カード ドットコム)
分かりやすい英単語の並列なので、日本でも通用するのではないだろうか?
サーチエンジンは、ハイフォン入りの URLがお好きだそうである。英語圏のビジターは、ハイフォン無しの方が好もしいらしい。我々日本人には、ハイフォン入りの方が、読みやすい。
上記のようなドメインで誘い込んで、今あるあなたのサイトにリンクをつけることも出来る。
.com は、.net や、.org よりも、ビジネスチャンスを呼び込むと云うことを念頭に置いて、67文字のドメイン名に挑戦してみては如何。あなた自身で使わなくても、将来的には、売れるチャンスも生まれ、一儲けできるかもしれない。
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