マイクロソフトがDoubleClickを買収するという話がアメリカのIT業界を賑わしたのは、つい先頃のこと。 このサイトでも4月1日に取り上げたばかりである。
ところがここ10日ばかりの間に形成は逆転、ここのところ、あらゆる企業分野に買収をしかけているGoogleにしてやられてしまった。
4月14日の日本経済新聞にもこの買収話が載っているので、多くの人の関心をひいたと思うが、買収金額は31億ドル。約3700億円である。現金で買収したという。
昨年秋の動画共有サイト「ユーチューブ」の買収額が16億5000万ドル、株式交換方式で買収している。今回は金額も倍近く、現金であるなど、Googleが仕掛けた最大の買収劇であったわけだ。
アメリカのメディアによると、今回の逆転買収劇はマイクロソフトがDoubleClickの持つオンライン広告マネージメントの代表企業の一つDART、更にはアフィリエイトプログラムのPerformicsなどを傘下におさめて、オンラインアドの分野へ進出してくるのを恐れたGoogleが、何としてでもそれを防ごうとした防衛作戦であることは間違いのないところだという。
コミッションジャンクションやリンクシェアと並ぶASPの大手Performicsが、予想されたマイクロソフトからGoogle へ移ったことにより、アフィリエイト関連の人達は更に複雑な思いに駆られることになる。度々報じてきたが、Google は成果報酬型アフィリエイトプログラムに乗り出したばかりである。それに加えて、Performicsの持つ、有力ブランドとトップアフィリエイトを手中に収め、その関連を利用して一体どのような方策に打って出るのか。先が見えないだけに、業界関係者はここ当分気を病むことになる。
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