8月30日の日経夕刊に、楽天が中古品売買サイトを運営するベンチャー企業ビズシークを12億円で買収するとの記事が載った。31日以降段階的に株式を買い取って出資比率を80%強まで高めて子会社にするとある。
ビズシークは企業や消費者が中古の本やCDなどを競売方式で売買するEasySeek(イージーシーク) を運営している。また、利用者が希望する商品や、希望価格を入力する逆オークション方式も手がけている。中古書籍、CDなどの登録商品数が63万点と国内最大の流通量をもっており、登録販売店数3200、会員数23万人である。
チャンスメーカーネットをご覧になっている方はお分かりのように、EasySeek については、「広告主インタビュー」第一号として取り上げており、「新着プログラム情報」でも紹介している。
チャンスメーカーネットが、EasySeek をこのように取り上げたのは別に意があってのことではなく、急速に伸びているベンチャーであり、特に、アフィリエイトプログラムに対して非常に真剣に取り組んでいるからである。そこへ、この買収の報道である。
楽天では、ビズシークを傘下に入れて、相互にリンクを張るなりして、自社との相乗効果をねらっているという。
EasySeek は、上記のインタビュー記事にもあるのだが、そのトップが、アフィリエイトプログラムを非常に良く研究されており、アフィリエイトプログラムをマーケティング、販売戦略の重要な位置づけとしている。
EasySeek は、最近のネットレイティングスの視聴率調査で、マルチコマース部門第9位まで上がってきた(EasySeekによる)。
「これも、地道なアフィリエイトプログラムの活動に支えられてこその結果だと思います」とは、EasySeek のCOO(最高執行責任者)大月延亮氏の最近の言葉である。
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