◆売れに売れた花粉症対策商品とテレビ効果。
私自身、花粉症の苦しみを知らない。近所のご婦人の方が、スキーでするような、完全に目を保護するゴーグルをかけ、マスクをして表を歩いているのをみて、初めは何事かと驚いたが、花粉症に過敏な方だと知って、ここまですごいものかと思い知った次第である。
こんな人間が花粉症対策商品を売っているのは誠に申し訳ないが、関係している「地球環境改善商品」と銘打ったエコに特化した商品を売っているサイトで「シジウム茶」と「入浴用シジウム」いう、花粉症に効果があるお茶と入浴剤を売り出したところ、これが売りに売れている。サイト自身、2月に正式オープンしたばかりで、驚くほどアクセスがあるわけではないが、「シジウム茶」と「入浴用シジウム」に限っては、連日のお買いあげで嬉しい悲鳴である。
これには、理由がある。テレビで放映されたのである。それも、15分以上に渡ってその効果が映し出された。3月2日の日本テレビである。日本テレビの「特命リサーチ」(午後7時58分より)という、番組で放映された。出てくる主人公がお医者さんなのでこれまた宣伝効果があったのだろう。お医者さんとは、日本大学薬学部北中教授と、東邦大学の鈴木助教授。ストーリーの概略は、こちらを見て頂くとして、とにかくテレビの効果を思い知らされた。
3月2日というのは日曜日で、NHKでは、8時から「宮本武蔵」を放映しており、私自身はもっぱらこちらを見ていたので、その他の番組にどんなものがあるのか気に留めてもいなかった。「特命リサーチ」も「シジウム茶」が放映されると事前にメーカーから知らされて、知った次第である。それも二台のテレビで両方の番組を同時に見るという、まことにいい加減な見方をしたいたのである。もっとも「シジウム茶」の方は、ビデオにも撮っていたが・・・
ところが、ベッドに入る前に、いつもの習慣で、機械的にメールを見てみたら、なんと、「シジウム茶」の注文が続々と入っていたのである。
この騒ぎは10日ばかりで収まり、いまは、普通の状態に落ち着いたが、それにしても、テレビの効果には驚かされた。
もっとも、単に「シジウム茶」を売っていたのでは、いくら花粉症がひどいとはいえ、そんなに注文が入るはずはない。実はそのサイトはマーチャントとしてアフィリエイトプログラムに加入しているので、その機能を充分に活用させて頂いたのである。
まず、放映のあることをメーカーから知らされて、このことを登録アフィリエイト全員にメールで知らせた。放映の1週間ばかり前のことである。そして、放映の前日にまたメールで、「明日ですよ」と連絡しておいた。
放映し終わった後も、二回ばかり「如何でした?」と、メールで感想を求め、同時に見ていなかった方にも、その事実をお知らせした。
このような手順を踏んではいたが、文字通り、北は北海道から南は九州まで、多くの方から注文を頂く幸運に恵まれたのである。
アフィリエイトプログラムの威力を見せてもらうことになったのである。アフィリエイトプログラムを利用していなければ、いくらテレビで放映されたとはいえ、そのサイトがオープンして、ふた月目で、存在自体がそれほど知られているわけではないから、そこそこの注文に終わったに違いない。
そのサイトには現在、850人ばかりのアフィリエイトの方が登録されているが、実際にこの花粉症のテキスト広告を貼られて宣伝したのは十分の一くらいではないのだろうか。また、その売上も、トップ10位くらいまでに集中していたのも、アフィリエイトプログラムの80/20或いは、90/10の法則を裏書きしてくれた。
マーチャントとしての経験であるが、良い経験をさせてもらった。
◆アフィリエイトセミナーに参加なさいますか?
読者の方から、一般のアフィリエイトが参加できるようなセミナーを開催出来ないだろうかといったご提案を頂いた。先週、「業界ホットトピックス」に載せたリンクシェアのシンポジュームの記事を見られてのお話である。
リンクシェアのシンポジュームは非常に大がかりのもので、一般にはなかなか真似が出来るものではないが、もっと気軽に、アフィリエイトとECサイトが集まって、意見や情報の交換の場をするようなところがあったらどうだろうか、といったお話のようである。
アフィリエイトポータル・ネットはこのような場を提供していくのが、その仕事の一環としてあったら良いとは、サイトを立ち上げたときから考えていた。アメリカではいわゆるオフコンが活発である。アフィリエイトポータル・ネットもおかげさまで、かなり多くの方々に見て頂くようになり、メルマガの読者も急激に増えているので、オフコンのご案内をすれば、幾らかの人々もお集まり頂けるだろうとは思っている。
筆者がこういったことに二の足を踏むのは、二年ばかり前にアフィリエイトセミナーの講師といった立場で、セミナーにでていたが、なかなか人が集まらず、苦労をした思いがある。このことが頭にあって、自分で音頭を取ってやることにはちゅうちょを感じる。
その時代といまとではかなり様子が違っているに違いない。熱心な方もおられると思うので、もし、音頭を取って下さる方がいれば、企画して下さい。協賛というような形で、関係者の応援を得たり、皆さんに声をかけてみたいと思います。
どなたかおられれば、どうぞ、手を挙げてみて下さい。また、このようなセミナー或いは、オフコンのようなものが開かれれば、参加なさいますか?
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