Shawn Collinsといえば、 アフィリエイトサミットの主催者の1人であり、アメリカのアフィリエイトマーケティング業界に於いて、最も有名な評論家の1人です。
彼が運営する アフィリエイトチップスのブログサイトで「アフィリエイトマーケティングの将来について」という主題で、多くの人々に意見をつのっています。その内の1つが興味深いので紹介しましょう。意見の主は、インターネットマーケティングプロフィットセンターの主催者、Valeriu Popescu氏。
アフィリエイトプログラムの将来? 成長を続けるだけだと思いますよ。アフィリエイトもマーチャントも、もっともっとビジネスの可能性を見つけ出せると思います。2006年にはもっと優秀なアフィリエイトの数も増えるだろうし、活発なセールス活動が可能になります。2006年は、アフィリエイトプログラムの年になると思います。アフィリエイトプログラムは誕生して、その初期から数えれば14年になりますが、検索エンジンの業界ほど成熟していません。
事実、私の観点からすれば、アフィリエイトマーケティング業界は”業界”といえるほどのものでしょうか。2006年は、まだまだ”認知”の段階ですよ。多くのマーチャントは、アフィリエイトプログラムの必要性を更に良く理解するだろうし、それによって、マーケットは活況を呈すると思います。スーパーアフィリエイトに対するハンティングは更に増すでしょう。1つ、大事な問題があります。それは、休眠しているアフィリエイトの掘り起こしです。
莫大な数の休眠アフィリエイトの掘り起こしを上手にやったマーチャントが勝利者になるのではないでしょうか。
戦場は、マーチャントが ”使い勝手の良い”新しいプロモーションを作り出すことが出来るかどうかでしょう。アフィリエイトに対して新しい広告手段を採用させ、アフィリエイトに対するトレーニングをやる努力を怠らず、常に革新的なアフィリエイトトラフィックを生み出す努力をする人達が勝利者になるでしょう。
しっかりしたアフィリエイトサポートを行い、販売プロセスを完全にオートメーション化するマーチャントが成功への階段を上るでしょう。
最後に、勝利者は、オンライントレーニングだけでは不十分だということを知ることになるでしょう。大事なのは、オフラインに於けるトレーニングで、アフィリエイトとの一対一のミーティングが如何に大事かを認識することでしょう。
アメリカより、二三年は遅れているという日本のアフィリエイトマーケティング。アメリカがまだまだ「認識」の時期だというのならば、日本の現状はどういうことになるのでしょう。
日本のアフィリエイト業界は、何となく井の中の蛙といったおもむきがあるようです。自分自身がそうでした。多くの本が出て、それが売れ、アフィリエイトやマーチャントの数が大幅に増えて、テレビでも、ひんぱんに露出するようになった。上場する会社まで現れた。きっと、アフィリエイトマーケティングは、多くの人達に「認識」されているに違いない・・・。
これに、水を浴びせるような出来事が昨年末におこりました。
ある必要があって、筆者の関与しているアフィリエイトマーケティング協会の仕事で、IT業界でない、一般の会社に数多く電話する必要が生じました。10社程度の会社に電話し、20 人近い人達と電話で話しました。
自分を紹介するに当たって、「アフィリエイトマーケティング協会の石川と申します・・」と名乗ったところ、最初の「アフィリエイト」を正確に捉えた人は皆無でした。相手は少なくともきちんとした会社で、最初は受付の女性であり、その後は、担当部署の責任者の男性でしたが、「アフィリエイト」をきちんと理解した人はゼロ。何回も言い直してやっと分かってもらいました。
「アイウエオのア、 フィリッピンのフィ、ラリルレロの リ、それから、エ イ ト です」、一般の人にはこのように言わないと分からないのです。勿論、この人達の中で、内容を理解している人などはおりません。エタイの知れない業界だと思われなかっただけでもましでしたが・・
まだまだ、こんなものなのです。我々の住んでいる業界は・・
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