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アフィリエイトプログラムの進展か改革か?コミッションジャンクション、Pay Per Clickの廃止など、新方針を発表。

投稿者 石川洋一 2001年06月04日 23:50

アメリカのASP(Affiliate Service Provider)の大手の一つ,コミッションジャンクション(CJ)が、今後の同社のアフィリエイトプログラムの運営について現地時間の6月1日にまったく新しい方針を打ち出した。

同時に契約書を発表し、7月1日から有効となる。マーチャント(広告主)もアフィリエイトも新しい契約書の内容に従うことになる。新方針の概略をお伝えする。


1.オープンマーケット:

2001年7月1日より、コミッションジャンクションはネットワーク内の広告、広告主そしてアフィリエイトに対する支払いと変換統計をオープンにする。成果報酬広告業界にとっては、最初のオープンなマーケットとなる。

公表する主な測定基準はEPC(100クリックあたりの平均収入)と呼ばれる。EPCは、訪れたビジターをコミッションに変換する広告主の能力を示すものであり、アフィリエイトの潜在的な成功を示すものである。

それぞれの関係者にとって、どう云う意味を持つのか?簡単にいえば、稼げる人はもっと稼げるということである。

● アフィリエイトにとっては、最も多くの収入を得るために、自分たちのサイトに最もふさわしい広告を素早く検索し、見つけることが出来るようになる。結果として、広告主は販売が増え、成果報酬型ビジネスの先に立つということである。

●広告主は自分たちの広告とプログラムを効果的に測定する新しいツールを持つと云うことになる。広告主は、潜在的なアフィリエイトが、そのプログラムに参加登録する前に相対的な収入を計測することが出来るようになる。

● アフィリエイトは、アフィリエイトプログラムに参加するに当たって、当てずっぽうの推量を除くことが出来る。

結果として、マーチャント、アフィリエイト両者にとって、望むものをより多く得るということになる。

以上は概略で分かり難い面もあるので、EPCについての詳細は以下を参照されたい。 FAQ形式で非常に詳しい内容をチェックできる。
 http://www.cj.com/downloads/ppfaq.asp


(筆者注:次の項目に進む前に、特にビギナーの方々のために、アフィリエイトプログラムの典型的な報酬制度を参考のために記しておく。「アフィリエイトマーケティング」より、引用。

クリック型(Pay Per Click):
アフィリエイトサイト内で、掲示されたバナー広告を、訪問者がクリックした回数に対して支払われるタイプ。

リード型(Pay Per Lead):
アフィリエイトサイト内で掲示されたバナー広告経由で、実際に訪問者が、会員登録やアンケートへの回答などを行った件数によって支払われるタイプ。

売上型(Pay Per Sale):
アフィリエイトサイト内で掲示されたバナー広告経由で、実際に訪問者が、ある商品・サービスの購入を行った金額によって支払われるタイプ。

以上三つが典型的な報酬タイプである)


2.新しい価格体系:

2001年7月1日より、CJの広告主に対して次のような価格体系が適用される。

・ CJとの取引費用は20%から30%になる。
・ 最低の取引費用は売上げ、リード共に一件あたり、0.30ドル(約40円)である

これは、広告主が1ドル或いはそれ以下を,売上げ型或いはリード型のコミッションとして支払った場合、取引高に関係なく、CJとの取引費用は最低0.30ドルを請求されるというものである。広告主が1ドル以上支払った場合は、売上げ、リードにおいて、その30%を請求されることになる。

●Pay Per Click プログラムについて。

2001年8月1日より、CJは、そのネットワーク内において、従来の Pay Per Clickは出来なくなるし、停止する。

売上げ型とリード型がCJにおいては、使われることになる。ただ、トラフィックをあげるだけのPay per click プログラムはもはや十分とはいえないし、ビジネスを成功に導く、目に見えるかたちでの基本的なファンダメンタルにはなり得ない。今回の決定は、我々のプログラムを強化するものであり、どこよりも良いビジネスに焦点を当てるために必要なことなのである。

Pay per clickをやっている広告主は60日以内に、リード型か、販売型に変換するようにして頂きたい。機能としてはPay per clickをトラックしレポートするけれども、支払いは行わない。

3. 将来を見据えて:

他のネットワーク関連のビジネスが財政的に困難を来している中で、我々は強固であり、引き続き、大きな成長を続けている。CJの最近の財政問題については以下のプレスリリースを参照して頂きたい。
http://www.cj.com/about/frame_abo_article.epl?ai_id=5707&ai_CatId=301

CJは、アフィリエイトマーケティングをより強固に、活動的な、生産的なものにし、開かれたマーケットを提供することを通して、新しいレベルに引き上げることに全力を尽くしていきたい。


筆者注:以上が、CEOのLex Sisney名で、今回発表されたCJのポリシーの概略である。CJについては、この「新着情報」で度々触れてきているので、参考にして頂きたい。マーチャント数が2000に迫り、アフィリエイトを35万人かかえるという同社にとっては、強気な方針も通用するのであろう。

Pay per click の停止は、不正取引の防止をねらったものか。世界中にアフィリエイトがいるわけだから、不正を働くものも多いに違いない。その対策に費用を投ずるよりは、仮に一部のマーチャントの脱落があっても、費用効果はその方が大きいのだろう。

かつて、業界をリードしていた、リンクシェアがメディアの種になるような問題を引き続き起こしている中で、CJにとっては、地盤を強固にするチャンス到来ということなのかもしれない。

6月1日に新しい発表があるとして、倒産も噂されたリンクシェアが、その寸前になって、提携先の三井物産の財政支援を得て(関係者への5月31日づけメールによる)、一旦は危機を逃れたかたちだが、ここ当分は、この噂と、CJの新方針に対する業界の反応でアメリカのアフィリエイト業界も話題を提供してくれそうである。

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