7月31日、インターネット広告専門代理店大手サイバーエージェントの100%子会社でアフィリエイトプログラム運用代行サービス(以下、アフィリエイトASP)を手がけるトラフィックゲートがメールマガジン配信サービス大手「まぐまぐ」「メルマ」と提携した。
トラフィックゲートのニュースリリースによると「まぐまぐ」「メルマ!」のメールマガジン配信サービスに対するシェアを合わせると80%を超えるとしており、この提携によってメールマガジン発行者を提携サイトとして取り込むことを目指すとしている。
また、外資系アフィリエイトASPのリンクシェアは、同窓会コミュニティとして著名なサイト「この指とまれ!」と、A8.netを運用するファンコミュニケーションズは、大手メルマガ検索サービスの「ゴザンス」との提携をそれぞれ発表している。
このようにアフィリエイトASP各社は、コミュニティサイトとの連携を深め、そこに集まる個人コンテンツオーナーを提携サイトとして取り込む動きを見せている。こうした提携には、インターネット広告効果に懐疑的な見方が広がる中、ページビューやクリック保証型広告メディアを目指していたコミュニティサイトが、成果報酬型広告への転換をしているという背景もある。
「成功報酬型」という新しい考え方のもとで、本当に電子商取引に効果をもたらすネットワークを構築できるかどうかは、今後各社の努力次第といえるのではないだろうか
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