リンクシェアの第三回シンポジウムで、新しい機能が発表された。”ダイナミック・リッチ・メディア”という。その概要をお伝えする。
●ダイナミック・リッチ・メディア”とは?
リンクシェアの説明によれば次のようになる。
”デザインやコンテンツをECサイト側が動的に管理し、常に更新された最新情報やランキングをアフィリエイトサイトに掲載することが可能なリンク”
●既存のリンクとの比較。
ご承知のように、アフィリエイトプログラムには、今、次のような種類のリンクがある。
・商品リンク
・テキストリンク
・バナーリンク
・検索ボックスリンク
・ストアフロントリンク
”ダイナミック・リッチ・メディア・リンク”は、これらに比較すると、自ら言うように、その動的な部分において、画期的である。
●例を挙げる。図が表示できないのが残念ですが・・・
◆株価情報の場合
アフィリエイトサイトに株価情報が幾つかリストアップして貼られたとする。株価の変動に伴って、ECサイトがその数字が操作すると、アフィリエイトサイトの数字が変わっていく。ビジターがそれをクリックするとその情報を提供しているサイトに飛ぶことになる。
◆売れ筋トップ10の商品の場合
アフィリエイトサイトに貼られた、売れ筋トップ10のリストの商品が、ECサイトの操作によって、時々刻々と変わっていく。ビジターは何が売れているかを知り、それを注文することが出来る。クリックされた商品はアフィリエイトの対象になっている。
本の場合は表紙付きの絵柄で今週のベスト10が表示できるし、CDの場合はカバーの写真付きで表示できる。ベスト10の内容が変われば、ECサイトの操作でアフィリエイトサイトの内容が変わることになる。
ストアフロントをアフィリエイトサイトに貼った場合、その内容がECサイトの操作によって瞬時に変更できると考えて頂いても良い。アメリカのリンクシェアで既に採用されて非常に大きな成果を挙げており、この度、日本でも可能になった。
◆以下の具体的事例はいずれもアメリカの例だが、トップページがダイナミック・リッチ・メディアリンクとなっており、その事例を見ることが出来る。
●具体的事例その1:デルタ航空
ユーザーがリンク上で希望の出発日や到着地の情報を入力。入力した項目に該当する結果をリンク先に指定。
このダイナミック・リッチ・メディアリンクを利用し、デルタ航空は他のリンクの平均クリック率より4倍も高いクリック率を記録することになった。
●具体的事例その2:オーバーストック.com
オーバーストック.com は、その名の通り、過剰在庫の販売を希望する企業や倒産企業から調達した商品を販売している。
◆ニーズ:回転の速い商品のプロモーションを効果的に行いたい。
利用したダイナミック・リッチ・メディアリンク:
カテゴリーごとに5つから7つのリンクスタイルを作成。
①カテゴリー毎に売れ筋商品のリンクを5つ作成。
②その日入荷したばかりの商品用のリンクを作成。
③その日値下げをした商品のリンクを作成。
◆オーバーストック.comの別の事例を挙げる。
ECサイト側のおすすめ情報のデータと連動し、その日のおすすめCD情報を掲載。オーバーストック.comの通常のリンクの平均成約率と比較し、75%も上回る成約率を記録した。
●具体的事例その3:カーズダイレクト.com
カーズダイレクト.comは、ダイナミック・リッチ・メディアリンクを利用し、自社バナーの4倍のクリック率を記録。また、テキストリンクの平均成約率と比較し、50%も上回る成約率を記録した。
トップページの ”get a price”の ”Select A Make” でメーカー名を選択し、”Select A Model”でモデルを選択すると、そのメーカーの販売する車種とモデルが自動的にプルダウンメニューで表示される。
●ダイナミック・リッチ・メディアリンクを採用した場合のメリットは?
◆ECサイト側のメリット
・双方向の高度なリンクが使用出来る。
* HTML,Javasript やその他のメディアアプリケーションなどの利用が可能。
・ダイナミックな更新
* 更新は何時でも可能ーアフィリエイがサイトのコードを変更することなく、毎週、毎日、毎時でも更新が可能。
・完全なるコントロール
* ECサイトがデザインしたリンクを、アフィリエイトのサイトに提供出来る。
・信頼できるインプレッション数
* 1x1ピクセルによるインプレッション・アカウントを利用せずに、インプレッションをカウント出来る。
◆アフィリエイトサイト側のメリット
・リンクの更新作業が不要
* リンク切れの減少
* 常に最新情報のリンク展開
・成約率の増加
* ECサイトの持つ効果的な商品の見せ方や販売展開などのノウハウをアフィリエイトサイトに推奨することができる。
●プロセスの流れ
①ECサイトが、ダイナミック・リッチ・メディアファイルを最新のコンテンツに変更すると
②そのファイルが新しいコンテンツに上書きされ、同じ名前でセーブされる。
③リンクは同じファイル名を検索するため
④常に最新のコンテンツを表示することになる
リンクシェアUSAは、既にダイナミック・リッチ・メディアの採用により、大きな成果を挙げており、リンクシェアジャパンでも新機能の採用によりその成果を期待している。
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