先日のアフィリエイトサミットに於いて、リンクシェアジャパンは、幾つかの新サービスをプレスリリースの形で告知しました。その新サービスの概要を紹介いたします。
1.リンクシェア・リサーチラボ
既に、リンクシェアのニュースリリースのサイトに載っております。主要部分を引用させていただきます。
リンクシェアに登録している個人アフィリエイターの「口コミ力」「レビュー力」に注目し「市場調査アンケート」、「商品モニタリング」段階でも個人アフィリエイトの潜在力を活用することのできる、企業向けサービス「リンクシェア・リサーチラボ」を来年2008年1月からメニュー化します。
更に、リンクシェア・ジャパンはこれによる個人アフィリエイターのメリットを次のように述べています。
・アンケートに答えるだけで報酬を獲得
・商品モニタリング参加によるオフラインでの報酬機会
・自分の声が提携先ECの商品開発に反映されるチャンスレビューアフィリエイトによる手軽な報酬獲得
・通常アフィリエイト記事へのオリジナルな経験談の掲載
そして、リンクシェア・ジャパンの期待する効果は次の通りです。
・既存アフィリエイターの活性化による、リンクシェアネットワークのバリューアップ
・企業間におけるリンクシェア認知度の向上
リンクシェア・ジャパンでは2008年1月上旬を目途に受注を開始し、年間30件超の取材件数を目指すとしています。
2.リンクシェア・チャンネル
リンクシェアの発表した、これを企画した背景は次の通りです。
アフィリエイト:
良質なコメント、レコメンデーションをしても、自身のブログへの集客力がないため、実績が上がらない。
企業:
自社のファンサイト、ファンブログを支援(集積)したいが、自社のサイトでは客観性が損なわれてそれができない。
ユーザー:
いわゆる”トラックバック”で個人のブログをひとつひとつ閲覧する手間を省きつつ、興味のあるブランドや商品のユーザーの中立的・客観的な評価、感想を簡単に、一覧できれば便利。
要はさまざまのブログサイトの良質なコンテンツを集めた情報サイトを構築・運営すると言うことです。リンクシェアはポイントとして次の点を挙げています。
・リンクシェアにてエントリーフォームを用意し、記事を審査・厳選する。
・様々なユーザーのコンテンツを掲載し、それぞれの記事には書き手のアフィリエイトリンクの掲載、自分のブログへのリンクを認めることで、ユーザーにとって価値ある媒体の成長と書き手に対する適正な報酬を同時に実現する。
・ブランドと商品の2軸での検索性、一覧性を高めた構成とし、基本的には客観かつポジティーブな記事を集め、ユーザーの購買意欲を高めるサイトと位置づける。
今後のスケジュール及び規模は次の通り。
・2007年12月にベータ版リリース
・開始1年後に30ブランド参加、5000記事。
・1年後の想定月間流通額1億円。
3.動画商品リンクについて
リンクシェア・ジャパンでは現在も動画商品リンクを行っているが、次のような現状を抱えています。
・ECサイト側で JavaScript の実装が必要。これには技術的な知識を要する。
・携帯サイトへの提供が出来ない。
新サービスの動画商品リンクになると次のようになります。
・JavaScriptの実装がなくても提供が可能。(htmlコードでの登録が可能)
・携帯サイトにも提供できる。
これの実施には、動画提供企業がどのくらいあるか、と言う問題を含んでいます。しかし、動画のコンバーションレートは非常に高いので有望の新サービスの一つです。
予定としては11月9日リリース、最初はショップチャンネルを取り上げる予定とのこと。
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