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【国内】リンクシェアのアフィリエイトプログラム・セミナー、100人の参会者を集めて盛況

投稿者 石川洋一 2001年09月14日 23:11

◆ 盛況だったセミナー

9月13日、台風の余波があり、アメリカの同時多発テロのニュースが世界を震撼させた、人心に何となくあわただしさが残る日であったが、リンクシェアのアフィリエイトプログラム・セミナーは、100人を超える参加者を集めて盛況であった。

リンクシェアは、アメリカのアフィリエイトプログラムの最大手の一つ、リンクシェア社と三井物産のジョイントで立ち上げたプロジェクトである。

アフィリエイトプログラムは、最近こそ、マスコミで「副収入を得る方法」などという取り上げ方で報道されるチャンスが多くなったが、日本では、一般には、まだ馴染みのない分野のマーケティング手法である。

このような未知の分野に、日本を代表する大商社が参入したということは、アフィリエイトプログラムの業界全体にとって意義は大きい。2001年は、日本の将来のアフィリエイトプログラムを推進していくであろう、アフィリエイトプログラムのシステム運営企業(Affilaite Service/Solution Provider、略してASP)がほぼ出そろった、と言う意味で、アフィリエイトプログラム元年といっても良いと思う。

(リンクシェア以外の日本の主なASPは次の通り。a8.net、AD4Commerce、Traffic Gate、Value Commerce など)  

そのあまり馴染みのないアフィリエイトプログラムのセミナーに100人が集まったということは、さすが三井物産、と喝采せざるを得ない。


◆ 「アフィリエイトプログラムの導入」について

セミナーは、リンクシェアプロジェクトチームのリーダー、花崎茂晴氏の「アフィリエイトプログラム導入のための実践テクニック」と題する、基本的な話から始まった。

我々、アフィリエイトプログラムに関係しているものが、常に頭を悩ますのが、使っている言葉の難しさである。アメリカで始まった手法だけに、我々にとっての「外来語」を使わざるを得ない。

「アフィリエイト」という単語一つとってもこれを多くの人々に理解させるのは非常に難しい。筆者も週一回の連続セミナーを昨年半ばから1年近くやらさせて頂いたが、アフィリエイトと、それに対する、相手側のマーチャント、或いはECサイトの意味と相互の関連の説明に、時間の三分の一程度を費やしたものである。

これがきちんと理解出来れば、アフィリエイトプログラムは皆さんに理解して頂ける。反対に、これが理解できないと、アフィリエイトプログラムそのものがチンプンカンプンである。

ただ、1年前と違うのは、多くの企業、広告主の人々は、それなりにアフィリエイトプログラムを勉強しているらしいということである。基本的なことはある程度理解されて、実践面の適応を知りたがったいるということである。この1年間、「業界の認識」は、確かに変わっている。

この面からみれば、花崎氏の話は非常に有効であった。ご自身も感じたと思うが45分でなく、1時間とちょっと時間があれば、更に理解度は増したと思う。


◆ boople.com のアフィリエイトプログラム

花崎氏に次いで、リンクシェアの広告主である、日販アイ・ビー・エス(株)の運営するboople.com プロジェクトの、実際面からの話があった。Boople.com については、チャンスメーカーネットの「注目のアフィリエイトプログラムレポート」を参照頂きたい。

オンライン書店を開設しているのだが、自分のサイトでは「書籍販売」をしておらず、すべて「アフィリエイトサイト」を通しての販売なのである。ユニークというか、ここまでアフィリエイトプログラムに徹底してしまうと、脱帽せざるを得ない。

4月から9月初旬までがトライアル期間で、9月の三週から本格稼働に入るとのことである。質の高いアフィリエイトサイトを集めることが最大の課題になるので、とにかく足を使っているとのこと。例えば、パソコン教室を一つ一つ訪問し、ホームページの作り方まで指導して、アフィリエイトになってもらう、と言う話には、頭が下がった。

9月初旬現在のアフィリエイトの数は、約260サイト。これを早く、1000サイトまで持っていくのが、当面の目標とのこと。

boople.com では、普通のネット書店よりコミッションを高めに設定し(5%程度)、最低支払額も少なくしているので(3,500円)、アフィリエイトにとって敷居が低いはずだとのこと。

以上、セミナーの二つの話を総合すると、アフィリエイトプログラムの全体像がかなりはっきりと浮かび上がってくる。

今回のセミナーは、企業、広告主に焦点を絞っていたが、アメリカのリンクシェア社が行っているという、広告主とアフィリエイトのオフラインの集まりを是非、企画して頂きたい。時期的には若干早いかも知れないが、このような集まりを組織するには三井物産の動員力がものをいうに違いないと思います。

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