リンクシェアが、経団連会館でセミナーを開催する。主題は次の通り。
http://www.linkshare.ne.jp/seminar/seminar020524.shtml
●「淘汰の時代を勝ち残るEコマース」
―成功事例に学ぶ顧客優位、ネットワーク時代のマーケティング―
迎える講師陣が豪華である。講演内容と共に紹介する。
◆ 基調講演 慶応義塾大学ビジネススクール 國領二郎教授
◆ 顧客優位型マーケティング:事例1 デルコンピュータ株式会社
デル・ホーム・システムズ事業部 水嶋玲以仁事業部長
◆ 顧客優位型マーケティング:事例2 アマゾン・ジャパン株式会社
西野伸一郎ブックスジェネラルマネージャー
◆ ネットワーク時代のマーケティング
アフィリエイトマーケティングの効果と意義
今回のセミナーは、その講師陣の顔ぶれから言って、日本のアフィリエイト業界最大のイベントの一つとなろう。三井物産でなければ開けない内容である。
基調講演の国領二郎教授は、ITネットワーク関係の研究では日本の第一人者。東大、ハーバート・ビジネススクールを出て、1993年より慶応大学にて教鞭をとり、現在に至っている。
事例研究では、アフィリエイトプログラムのパイオニアとそのプログラムを利用して成功した企業が顔を揃える。パイオニアとは勿論、アマゾンドットコム。成功者とはデルコンピュータである。
アフィリエイトプログラムは周知の通り、アマゾンドットコムの創始者、ジェフ・ペソスによって、本格的なビジネスモデルとして開始され、アマゾンドットコムが今日の成功をもたらす基礎を築き上げた。
デルは、ブリック&モルタルの店舗を持たないでビジネス展開をするというその性格上、アフィリエイトプログラムを真っ先に利用した企業の一つである。リンクシェアUSAのシステムを利用し、その初期の段階から、ストアフロント(アフィリエイトのサイトに企業のサイトをページごと持ち込む方式を言う)を積極的に押し進めて、自社の売上にも貢献したろうが、アフィリエイトプログラムを世間に広く知らしめた貢献度においては、アマゾンドットコムに次ぐものがある。
主催者のPRによると、今回のセミナーの対象者は次の通りである。
「ECサイトを運営しその戦略と立案に携わる企業の担当者様やインターネットを新たなチャネルとして検討中の皆様を対象に、セミナーを開催いたします。本セミナーは貴社ビジネス戦略の策定に大きく貢献するものと確信しております・・・」
会場となるのが、経団連会館というもの、これからのアフィリエイトプログラムの進展を予感させる会場選びである。
◆日時: 2002年5月24日(金) 14:00?17:00 (開場 13:00)
◆定員: 400名、参加費無料。
◆申し込みは 三井物産 メディア事業部 LinkShareプロジェクトチーム
seminar@linkshare.ne.jp
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