電脳卸の東京でのセミナーが、6月20日、蒲田で行われた。
蒲田と言えば、常識的にはかなり東京のハシ、いや、言い方を変えれば、東京の隣接都市、川崎、横浜への入り口ということになる。その蒲田でのセミナーに60名近い人々が集まり、盛況であった。
セミナーの詳細は、下記をご覧頂きたい。
http://www.d-064.com/seminar/030620_hokoku.php3
電脳卸の集客力もたいしたものである。主催者に魅力がなければこれだけの人は集まらない。アフィリエイトプログラムに対する関心が高まっていることもあろうが、今まで培ってきた実績とPRのおもしろさがものを言ったのであろう。
小生もスピーカーの一人として、出ささせて頂いたが、中には、お世辞半分であろうが「あなたの話しを聞きに来た」と云ってくれる人々も何人かおられて、もう少し、切り口を変えた方が良かったのかと思ったりする。
アフィリエイトプログラム関連のセミナーというと、A8ネットの主催で、アフィリエイトプログラム入門の話しを、約1年ちょっと連続でやらさせて頂いたが、毎週一回となると、同じような話しをつづけるのは申し訳ないような気もするし、かといって、そう、皆さんが関心を持たれるような話しがあるわけで無し、やっている本人は結構大変な思いをしたことがる。しかし、これは非常に勉強になり、チャンスを与えて下さった、A8ネットに感謝している。
この連続セミナーを終えてから、1年半が経つが、当時と今ではまったく様相が変わってしまった。そもそも、大阪のASPが東京でセミナーをやること自体、時代が大きく変革し、この成果報酬型マーケティングに期待が集まりつつあることを示している。当時、ASPと名の付くものは、バリューコマースとA8ネットくらいしか無かった時代だから、セミナーに集まる参加者自体がまったく、今と異なる。
電脳卸のセミナーでは、それこそ、スーパーアフィリエイトと呼ばれる、ひと月に百万単位の収入を得ている人々もおられたようである。しかし、私がセミナーをやっていた当時は、各ASPとも、「アフィリエイトプログラム」という、始めて耳にする得体の知れないマーケティング手法を説明しながら、広告主集めに血眼で、大変な時代であった。
アフィリエイトプログラムは1週間説明しても、完全に納得して貰えないだろうといったことがまことしやかに語られて、この手法が果たして日本に根付くのだろうかと、表面には出さないが疑心暗気の関係者もおられたことだろう。現に、大きく手を挙げたが、芽を吹くこと無しに終わってしまったASPも幾つかある。
大阪の新進のASPが東京でセミナーを開いて盛況に終わったのを目のあたりにして、僅か、二三年であるが「昔」のことを思い出して、ちょっとばかり、無量感を覚えた次第である。
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