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「医療アフィリエイトセミナー」と今後の医療関連アフィリエイトマーケット

投稿者 石川洋一 2005年02月01日 06:05

2005年1月30日に東京国際フォーラムで、ワーパウェイジャパン(株)主催の「医療アフィリエイトマーケティングセミナー」が開催された。300人近い申し込みがあったとかで、会場は満員の盛況だった。

医療アフィリエイトマーケティングについては、1月10日の本サイトに於いて、 上記のセミナーの紹介を兼ねて、簡単に述べさせて頂いた。 この記事に於いて、日本では耳新しい e-pateints(ネット患者) の概念を説明したが、上記セミナーにおいては、メインスピーカの スティーブ小谷野氏が、これからの医療を、次のような視点で捉えていくことの重要性を、詳しく語られた。

・Cure から Careへ (治療からケアへ)
・Patient Satisfaction (患者満足度)
・Patient Relationship Management (PRM、患者関係管理)

これらを要約して説明するだけでも、ちょっと大変な作業だが、これらを分かりやすく、また、保険制度から見た日米の医療比較など、われわれにとっても非常に興味ある話しをお聞きすることができた。


◆医療アフィリエイトマーケティングの今後

多くの方にとって興味あるのは、今後の医療アフィリエイトマーケティングがどのような進展をみせて行くかと云うことだと思う。

上記のこのセミナーの紹介記事において、筆者は「近代医療はアフィリエイター達にとっても、メシのタネになる、という話しである・・・」と、冒頭書き出したが、この一行の書き出しに、実は、迷いに迷い、やっとの思いで、この文章に決めたといういきさつがある。簡単な一行であるが、筆者にとっては非常に重い一行だったのである。

それは、「医療」と「メシのタネ」の関係である。日本には、「医は仁術なり」という言葉がある。医療は、人の命を左右するものだから、それに携わる医者を始めとする関係者は、慈しみと思いやりを持ち父性的な心を持って、患者に接するべし、と云ったことである。

それを、「メシのタネ」と書くことに、古い人間に属する筆者にとっては、かなりの抵抗があった。しかし、良く云われるように、世間が医者を見る目は、「医は算術なり」に変わって来ている。現場のセンセイ方が算術を重視しているのに、お金を払う患者の方がそれを、ネット上で「メシのタネ」にして、何が悪かろうということで、この文章を冒頭に持ってきたのである。

面白い話しがある。仁術を、50人クラスの高校生の殆どが、 ”にんじゅつ”と読んだそうだが、 この高校生をせめる前に、実に真実を言い当てていると感心する方が先ではないか。今の医療は、すべてだとは云わないが、まさに伊賀流、甲賀流的な要素を含んで、看る方も、看られる方も、莫大な医療保険を食いつぶしている。国家的に見ても、解決しなければならない問題で、ネットを通じての看る方、看られる方の情報流通が焦眉の急である。

スティーブ小谷野氏は、更に次のように述べている。

「 医療技術評価総合研究事業研究報告書(平成16年3月 )からの抜粋によると、20床以上のいわゆる病院数が9122、その内ホームページ(Web Site)を発進しているのが3725例。19床以下のいわゆる医院(クリニック)が96060」

従って病院においては40%強がホームページを発進しているが、基盤にもつインターネット(情報技術)の特徴が生かされたものは皆無と言って良い状況であり、その多くは広報活動に留まっているとの報告である・・・・。

(注)小佐野氏のスピーチの全容は、下記のサイトのPDFで見ることが出来る
http://www.warpaway.com/seminar/

アメリカでは患者の半数が、ネットで医療・健康情報を求めていると云われるが、それは、アメリカの医療機関がネット上での情報発信に重きを置いているからだと見ることも出来る。この後を追って、日本の医療機関の情報発信も、急速に増えていくものと思われる。


◆「医療アフィリエイト研究会」の発足

しかしながら、”医は忍術”と云われようと、或いは”算術”と云われようと、人体を扱い、時には命を左右するわけだから、第三者が医療を「メシのタネ」にする以上、充分なる環境整備が必要になる。

その環境整備を準備し、指針を示して、人々に安心してアフィリエイトプログラムに取り組めるようにしょうという試みが始まろうとしている。「医療アフィリエイト研究会」の発足である。

「医療アフィリエイト研究会」の活動には次のことが予定されている。

1.医療アフィリエイトサポートサイトの立ち上げ
2.医療アフィリエイトに関するニュースレターの発刊
3.医療アフィリエイトガイドラインの策定
4.メンバー同士のオフ会の開催

これらの活動が、今後の医療アフィリエイトの展開に充分なる「環境整備」を用意することに期待したい。研究会では、参加者を募集しているが、この分野で今後、アフィリエイトプログラムを積極的にやって見たいという人は、一度問い合わせて見ることをお薦めする。問い合わせ先は次の通りである。

ワーパウェイジャパン株式会社 医療アフィリエイト研究会事務局
Tel:03-5778-4030  メール:medical@warpaway.com
URL: http://www.warpaway.com/medical/


◆筆者よりひと言:
真面目に医療に取り組んでおられる関係者には、失礼な文言があったかも知れないが、短い文章では筆者の医を尽くせないところがある。今後、更にこの問題を勉強させて頂いて、きちんとしたものをまとめたいと思っている。筆者にとって、医療と、教育に対するアフィリエイトマーケティングの適応は、永年の勉強課題でもある。

2005/02/03 10:25 一部訂正

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