参加されていたECサイトさんに見本市の目的や効果をお伺いしたところ、以下のようなお話がありました。(過去に得た情報も混じってます)
- うちの場合は過去の見本市にも出展したのですが、提携アフィリエイターさんが飛躍的に増える訳ではありませんでした。ただ、販売パートナー(アフィリエイター)と顔をあわせる事はビジネス上、必須です。
- わざわざ足を運んでくれるほど本気の、それも多くのアフィリエイターさんとお話しない手はありません!
- うちの商材は価格競争が激しく利幅が薄いので、報酬率を上げたくても上げられないんです。この報酬率でアフィリエイターさんに広告掲載してもらおうと思うと、実際にお会いして頼み込み、人情にうったえるしかないんです・・・。
パソコン画面だけの交流と、実際にお話する交流では、その新密度は明らかに違います。
ビジネスとしてとらえた場合、やはり実際にお会いすることは重要なのですが、パソコン画面だけの交流で手軽に行えるのもアフィリエイトの長所です。長所とはいえ、画面の向こうには人間がいます。
今回のイベントでは、参加アフィリエイター向けにサイト名が書かれた専用の名札が用意されていたのですが、大量の名札が余っていました。
懇親会の会場に向かう際、その大量に余った名札を見た私は「名札はいったんお返しするんですか?」とスタッフに確認したほどです。
それだけ、申し込んだにもかかわらず参加しなかったアフィリエイターが大量にいたということです。
もちろん、参加できなかった方たちは、それぞれに何らかの事情がおありだと思います。
でも、出展予定のECサイト側が当日「なんらかの事情で参加できなかった」としたらどうでしょうか。
きっと多くのアフィリエイターから「うそつき」の烙印を押されることでしょう。
アフィリエイターからはよくこのような声を聞きます。
「アフィリエイターは立場が弱い」
「法人アフィリエイターをひいきしている」
このような意見は、アフィリエイターの立場で考え、アフィリエイターである自分を中心にした主張です。
こういう思想のアフィリエイターが作るサイトは、ユーザーの方を見ず、自分本位のサイトになってしまっている気がしてなりません。
立場が弱いのではなくて、本気の度合いが違うだけ・・・と改めて思ったイベントでした。
実際、本気のアフィリエイターの問い合わせには、(リンクシェアの)ECサイトも本気で答えてくれます。
立場は弱くありません。
そして、このドタキャン率の高さにもかかわらず、一部の本気のアフィリエイターとアフィリエイト業界の未来を信じて、熱心に働きかけてくれるECサイトのご担当者様、並びにリンクシェアスタッフの皆さんに、改めて「お疲れ様でした」と申し上げます。