リンクシェアフォーラム2008に参加してきました。- LinkShare Award 2007の発表も

花崎社長のお話に関しては、石川さんによる記事（フォーラムでなく記者発表会の内容となっていますが、概要は同じです）をご覧ください。

その後、Kevin Kozinchik氏による「USのEコマース事情」が続き、「リッチコンテンツが拓くアフィリエイト新時代」と題したパネルディスカッションが行われました。

ショップチャンネルのマーケティングマネージャー、高松 貴宏氏。動画検索サービス「Woopie」を手がけるACCESSPORT株式会社の代表取締役社長、翁 永飆氏。ジェイマジック株式会社の代表取締役、宮田拓弥氏、「WADA-blog」や「MONO-PORTAL」を運営する和田亜希子氏という豪華な4名のパネリストによる、ざっくばらんなトークが繰り広げられました。

軸となったのは、動画によるアフィリエイトについて。和田氏のブログで掲載した動画広告を元に、その有効性や問題点が話し合われました。

問題点や注意したい点としては、以下のようなことが挙げられています。

１、日本人は顔を出したがらない。作成するのにも手間がかかる。
→確かに……。しかし紹介された動画もほぼ「足」しか映っていないので、やり方次第かも？
　 手間がかかるということに関しては、アップの方法やリンクの張り方にも課題がありそうです。

２、ショップチャンネルでは、商品によって動画が長すぎる（ネットに向かない）
→動画を自分で編集できるようにすれば、との案もありましたが、ショップチャンネルでは今のところ難しいようです。

３、本来とは違う利用方法で紹介されてしまう恐れがある
→場合によっては、消費者に悪影響を与えてしまう場合もありますね。

ショップチャンネルも、オリジナルの改変は問題があるけれど、商品自体の紹介動画を自分で作る分には問題ないでしょうとのこと。
すでに興味がある商品ならなおさら、動画で見ると購入意欲をかきたてられるもの。動画ブームに乗ったリッチコンテンツ化、アフィリエイターなら挑戦せずにはいられないでしょう。短時間でいかに効率よく商品をアピールできるか……、撮影技術と演技力が求められますね。もっとも素人らしさが残っていた方が、親しみと共感が得られていいかもしれません。

一方、広告となる動画を作るのではなく、何気なく載せた写真に合わせた広告を表示してくれるというサービスの紹介もされました。
顔ちぇき！でも有名なジェイマジックによる、adphoto（アドフォト）という画像連動型広告プラットフォームです。これは、花の写真を掲載していたらフラワーギフトのお店、海の写真だったら旅行サイトなど、何の画像であるかを自動的に解析して広告を配信するという、面白いサービス。
写真メインで記事はコメント程度ということが多いブロガーは特に、利用しがいがありそうです。

進行役をつとめた花崎社長が期待していた感のある、それぞれのサービスへの厳しいつっこみはあまりありませんでしたが、これからの方向性を模索する興味深いディスカッションでした。

ついさきほど知ったのですが、和田氏は「東京ビアガーデン情報館」も運営されていて、私も昨年の夏にはかなり参考にさせていただきました。
写真を豊富に載せた訪問レポートは、さすがです。

さて、LinkShare Award2007の結果はというと、こんな感じになりました。

【ECサイト部門】

★Merchant of the Year 2007★
「ベルメゾンネット」

Fastest Growing Merchant 2007
「富士通」

Rookie Merchant of the Year
「ENOTECA Online」

Most Popular Merchant2007
「ベルメゾンネット」

Mobile Merchant of the Year
「セシールでおかいもの」

LinkShare特別賞2007
「EIZOダイレクト」

【アフィリエイトサイト部門】

★Affiliate of the Year 2007★
「価格.com」

Contents Affiliate of the Year 2007
「パソコン納得購入ガイド」

Rookie Affiliate of the Year 2007
「永久不滅.com」

Most Popular Affiliate of the Year 2007
「JALマイレージバンクeマイルパートナー」

Mobile Affiliate of the Year 2007
「お財布.com」

「結」賞
「藍玉」

感動の授賞式！