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ドロップシッピング本格始動。リアルコミュニケーションズ、ネット通販向けに1000万点の商品供給を計画

投稿者 あびる 2006年10月03日 09:23

”一つの「妖怪」がネットマーケット上に現れている--「ドロップシッピング」なる「妖怪」が。”

今時、お分かりの方がいるだろうか。団塊の世代以上の方なら、この文言が何を引用したものかお分かりの方もいることでしょう。この文言に胸躍らせ、この世の極楽を夢見「救世主」の到来を期待した方々も多いのではないでしょうか。

これは、マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」の冒頭の文言を借りたものです。オリジナルの文言は次のようになります。

”一つの「妖怪」がヨーロッパに現れている--共産主義の「妖怪」が。”1848年、19世紀半ばのことでした。

◆ドロップシッピングは「救世主」になりうるか

ドロップシッピングなる言葉が人々の口に上るようになって半年ほど経ちました。我先にと、多くのドロップシッピングの会社が事業を開始しています。しかし、騒がれれば騒がれるほど、一般の人達には、その実態がピント来ないというのが本当のところではないでしょうか。

どうも、ドロップシッピングなる非常に可能性がありそうな、それでいて今ひとつ薄もやにかかったような、捕まえどころのない「妖怪」が、ネット上を浮かれ歩いているといった感が免れませんでした。アメリカのように掲載商品300万点を誇る「Worldwide Brands」といったような、信用ある総合カタログがドロップシッピングの首元をしっかりと押さえているのと違って、今の日本のドロップシッピング市場は各社各様、やっていることがよほど気を入れて勉強しないと目に見えてきません。

一部のアフィリエイトには、「雰囲気」と言葉が先行し実態が明確に見えていないドロップシッピングに反感気分のようなものも生まれつつあるようです。ドロップシッピングは、アフリエイトプログラムがそろそろ頂点に差し掛かって行き場を模索している時に、それの進化系としての役割が果たせるものなのでしょうか。否定、肯定、いろいろな議論が出始めています。

このように、なんとなく、ドロップシッピングについてもやもやしていたものがあったときに、ドカーンと現れたのが、9月26日の日経新聞朝刊に5段抜きの扱いででた、リアルコミュニケーションズの「ネット通販向け商品供給強化」の記事です。

(日経新聞の記事をご覧下さい)
日経の記事

◆2008年3月期までに取扱商品1000万点に。

先に挙げた「Worldwide Brands」を超える点数の商品をネット通販向けに供給しようという計画です。

ドロップシッピングのウリの一つに自分で価格設定ができるというのがありますが、数千点単位、仮に数万点の商品供給では、ドロップシッパーという販売店として他の競争相手の事を考えれば、結局根付けの率は低く抑えざるを得ません。

限られた商品数の中から多くの販売店が商品を選ぶのですから、同じ商品を扱うことも多く、競争は激しく、率の高い根付けなど理屈だけのことだというのが、カリスマアフィリエイトと呼ばれる一部の人達の言い分です。

これはこれで話は通っているようです。

そこへ、商品供給側が大きな組織体を形成してデータベース化し、通販サイトに商品を供給するというのです。その商品数も並でない、なんと1000万点です。

上記の日経記事を読まなかった人、或いは読んでもウラ覚えの方にここにその記事の一部を私なりに解説して参考に供しましょう。

●商品供給物流で、住友商事、伊藤忠商事といった一流商社がリアルコミュニケーションズに協力。現在、取扱商品5000点の供給能力を1000万点に引き上げる。リアルコミュニケーションズの第三者割り当て増資に対して、
・伊藤忠が6.2%、
・住友商事が3.4%を引き受ける。

●一方、ものを販売する方、通販サイトでは次のネット広告関連各社が販路開拓に協力し、それぞれ株式を引き受ける。カッコ内が株式引き受け率。
・サイバーエージェント(3.4%)
・セプチーニ(3.4%)
・ファンコミュニケーションズ(3.4%)
・オプト(1.4%)
・GMOインターネット((1.4%)


上記資本によって結ばれた協力関係により、伊藤忠、住商の扱う商品をリアルコミュニケーションズのデータベースに追加、通販サイトがデータベースの中から自社サイトで販売したい商品を調達できるようにする、というものです。

リアルコミュニケーションズは、上記のような通販サイトの運営会社に商品を卸売りするほか、通販サイトを開く個人や、中小企業に、商品供給や代金決済、顧客への発送業務を一括して提供する「ドロップシッピング」も手掛けることになります。

また、ネット通販会社は自社と取引するサイトなどをドロップシッピングを活用した通販サイトの候補として紹介する、といったことにもなります。

◆2006年内に商品数を300万点に

リアルコミュニケーションズは、現在、化粧品など5000点の商品を約3000の通販サイトに供給していますが、年内には本やCDなどの取り扱いも開始して商品数を300万点に引き上げます。そして、順次商品数を増やし、2008年には1000万点に拡充するというものです。

この強力な業界地図がネット通販の世界をどのように変えていくのか、ドロップシッピングのありようを、多くの起業家達の前に明確に明示してくれるのか・・・。

ネットビジネスに携わる多くの人々が関心を持つところですが、時を合わせるように、リアルコミュニケーションズ社長の鈴木秀則氏が、「いますぐはじめる ドロップシッピング」なる本をソーテック社から発売しました。

次回は、この鈴木氏の本を参考に、ドロップシッピングの実務、更に他はどうなっているのか、そのあたりの業界地図についても書いていきたいと思います。


■ドロップシッピングセミナーのお知らせ

鈴木秀則氏「ドロップシッピング」出版記念、「2007年にはどうなる!一歩先を行くドロップシッピングセミナー」を下記の要領で行います。
期日:11月28日(火)午後1時?5時。 場所:新宿NSホール

近く詳細を発表致しますが、当分の間、予約、お問い合わせは、emailにて下記まで。
エキスポジャパンネット・石川事務所

(セミナー概要案)ネット通販商品供給強化、通販サイトの取り扱い商品1000万点になって「ドロップシッピング」の世界はどのようになっていくのか、果たして儲かるのか、カリスマドロップシッパーは出るのか。

「早い者勝ち」と鈴木氏がその著書で書かれているように、まだ、処女地に近いこの業界。リアルコミュニケーションズ取締役社長鈴木秀則氏、その他、関連企業のキーマンをお招きしてその時点での最新情報を交えて、マーチャントサイト、個人起業家双方にビジネス成功のコツを伝授いたします。

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