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アメリカの高等教育日本誘致と日本官僚の壁

投稿者 石川洋一 2004年10月04日 00:15

9月30日の日本経済新聞夕刊に次のような4段抜きの見出しが出た。
「外国大日本分校の卒業生、日本の大学院進学資格」

ネット上では、以下で見ることが出来る。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040930AT1G2904Q30092004.html

概略を次ぎに記しておく。
「文部科学省は10月下旬にも、外国に本部を置く大学の日本分校の在学生が日本の大学や短大に転学・編入学できたり、卒業生が日本の大学院に入学できたりする制度をつくる。分校と日本の大学が単位互換することも認める。新制度で外国大学の日本進出が相次ぐ可能性もあり、2007年に全入時代を迎える日本の大学は、国内だけでなく国際的な生き残り競争にもさらされそうだ。」

大方の読者には関係のないことだろうが、筆者にとっては、「とうとう来たか」という、隔世の感にうたれる記事である。

筆者とその同僚達が、アメリカの高等教育(大学、大学院など)を日本に誘致し、日本の大学制度に風穴を開けようとした数年に及ぶ試みは、当時の日本の文部官僚によって、ことごとく退けられてきた。これだけではないが、民間を足場に数十年仕事をやってきた私にとって、日本の官僚、小役人どもは終生のかたきとも呼ぶべき連中であり、ましてや、天下って莫大な退職金を懐に盗みこむ官僚どもは、ハリツケにしてもあきたりないものどもである。関連記事は、このサイトにも度々書いてきた。

http://www.affiliateportal.net/archives/2004/02/post_10.html#more
http://www.affiliateportal.net/archives/2003/02/post_176.html
官僚、小役人についての記事はこちら
http://www.affiliateportal.net/archives/cat16/index.html


◆日本の大学との単位互換が私どもの夢だった・・・

上記のサイトでも書いてきたが、日本とアメリカでは高等教育の仕組みが全く違う。最近の少子化傾向でかなり様変わりしてきたが、昔の日本の高等教育は、「一部の人間を選抜して他を排除する」教育だった。アメリカは、「誰でもにチャンスを与える教育」である。

アメリカと日本の高等教育制度の違いや、アメリカの大学に留学する方法などについては、筆者のサイトに詳しく載っている。当時、マイクロソフト/NEC共同のホームページコンテストで大賞を取ったサイトである。外観は色あせてしまったが、中身は今でも生きている。
http://www.eigoplus.com/ryugaku/indexsld.htm

アメリカの大学の日本分校で勉強して、そこで取得した単位をもってアメリカの本校に留学し、卒業させようというのが私どもの試みだった。そして、出来得れば、日本分校の単位は日本の大学との互換性を持つものにしたい、というのがその願いだった。

何度、文部省に通い、役人どもに説明をしたことか・・・
私たちの名刺を汚いものでも触るように、人差し指で押し返し、はじき返す役人ども・・・。「今に見ておれ!」というのが、我々の無念の気持ちの中にわき起こった敵愾心だった。

それから、10年と少し、冒頭に挙げた日経の記事は、この文部官僚の壁に小さな風穴があいたことを意味する。既に、筆者は、現役を去り、このプロジェクトからも去ってしまったが、このような記事を見ると、わずかでも日本の変容を感じることが出来る。

時々、当時を思い出す。アメリカの何十という大学を訪問し、学長達にプロジェクトの内容を説明し、協力を依頼して廻ったのが昨日のようである。その殆どが、大手を振って歓迎し、プロジェクトに協力してくれた。彼らにしてみれば、減り続ける学生数を確保するために日本からの学生を少しでも確保したいという思惑があったのは勿論である。

考えてみれば、10年早かったプロジェクトであった・・・。

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