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編集後記「みみずのたわごと」--読書のすすめ

投稿者 石川洋一 2007年10月16日 15:03

今発行されているお札の肖像が誰かすぐに思い出せますか?
答えは次のようになります。

一万円券 福沢諭吉
五千円券 樋口一葉、新渡戸稲造
千円券 野口英世、夏目漱石
(二千円札には肖像はありません)

この人達は我々日本人には、馴染み深い名前で、お札に肖像が出ることにそれほど異論はありません。日本の文化をそれぞれの分野で高めたと評価されている人達ばかりです。

私などに一番なじみ深い千円札の野口英世などは、貧困と大きな火傷という苦難を背負って”世界的な医学者になった”というのがそのイメージであり、彼の業績になにも異論を挟む余地はないと思っていました。

所が、このイメージがまず、渡辺淳一の著書「遠き落日」によって剥がされました。大酒飲みで借金まみれ、女たらしだったという、びっくりするような内容です。更に彼の勤務した研究所の広報誌によって追い打ちをかけました。要は、野口英世の業績と言われているモノは、実際には何の価値もないというものです。

野口英世は、20数年に渉って、ニューヨークのロックフェラー医学研究所に在籍し、数々の論文を発表し、1928年研究先の西アフリカで実験対象としていた黄熱病にかかって客死しました。一時はノーベル賞の候補にまでなりましたが今の彼に対する評価は次のごとくです。彼が在籍したロックフェラー医学研究所の2004年6月の定期広報誌に載ったものです。

ロックフェラーの創世記である20世紀初頭の23年間を過ごした野口英世は、今日、キャンパスでほとんどその名を記憶するものはない。彼の業績、すなわち梅毒、ポリオ、狂犬病、あるいは黄熱病の研究成果は当時こそ賞賛を受けたが、多くの結果は矛盾と混乱に満ちたものだった。間違いだったことが判明したものもある。彼はむしろ大酒飲み、プレイボーイとして評判だった・・・・
(福岡伸一著「生物と無生物の間」より)

日本で偉人と言われ、お札の肖像にまでなる人の実像が、多くの人の想像とはまったくかけ離れているのも関わらず、なぜ、お札の肖像にまでなったのか・・・・。
上記に引用した福岡伸一氏の「生物と無生物の間」は、この種の本にしては珍しくベストセラーになり、大新聞の書評でも軒並み評判です。内容は高度なのに、上記の野口英世の逸話などスリラー小説もどきで、すらすらと読めると大評判です。

読書の秋です。上記の肖像の回答、この本でご覧になって下さい。講談社現代新書で出ています。

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