アメリカの有名なeZine、ClickZ が主催する ”Email 戦略会議とエキスポ”が、5月20、21日と、ニューヨークで開催されますが、それに関して、ClickZ では、emailに関する記事を載せているので、その概略をお伝えしながら、emailの効果性を再認識することにしましょう。
アフィリエイトマーケティングにおいても、自分のホームページにバナーやテキストを貼ってビジターを誘導するのに加えて、emailを使うことが更に効果を促進すると、繰り返し言われています。emailマーケティングを再認識して下さい。
●email の現状と効果性
Emailは言うまでもなく、インターネットにおける最もパワフルなアプリケーションであり、インタラクティブ(対話型)・マーケティングにおいて、圧倒的な優位性をもっています。緊急性があり、費用がかからず、時には衝撃的でさえあります。emailはビジネスコミュニケーションのやり方をまったく変えてしまったと言えるでしょう。
調査会社、GartnerG2が今年3月に発表した調査によれば、従来型のダイレクトメールは、既にピークに達し、アメリカの一般家庭が受け取るダイレクトメールは、2001年における65%から、2005年までに50%以下になるだろうと予測しています。パーミションベースのemailマーケティングはどんどん人々に受け入れられ続けて行くだろうと明確に予測しています。
emailは、販売に良し、プロモーションに良し、ブランドを知らしめるのにも有効だし、情報を発信し、人々に物事を思い出させるのに役立ち、時にはうわさを引き起こし、そして何よりもまず、費用がかかりません。
Emailマーケティングは、とにかく能率的です。何かキャンペーンを行う場合、従来のダイレクトメールだと4週間から6週間かかるのに対し、emailは、7日 から10日で終えることが出来ます。更に、その応答を平均3 日間で集めることが出来ます。ダイレクトメールは応答を取るのに平均3週 間から6週 間かかります。また、emailは、1000通あたりの費用が5ドルから7ドルでできます。ダイレクトメールは500ドルから700ドルかかります。
このように、emailキャンペーンは、コスト的に見ても、従来のダイレクトメールに比べて極端に費用がかからないのです。
●emailとその他の媒体との併用。しかし、小企業には無駄な論議。
では、このキラー・アプリケーションであるemailとその他のマーケティングメディアの相違はどうでしょうか。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌等、これらとの比較は未だに多くのディスカッション、ディベートの対象になっています。
各媒体にはそれぞれに使いどころがあります。二つか三つの媒体を使えば、お互い補い合うことが出来ますが、それはあなたが何を目指すかによります。
確かに、テレビや新聞などと併用すれば、足りないところを補い合って十分なマーケティングを行えるでしょう。しかし、中小企業では、この比較さえ、費用の点でまったく無駄と言うことになります。10秒や15秒で数十万円もかかるテレビなど、SOHOにとって論議の対象にもなり得ません。従って、SOHO関係者はemailの優位性を再認識すれば十分だといっておきましょう。
◆emailの優れているところは・・・
上にも既にのべましたが、見方を変えて総括してみましょう。
・emailは、高度に追跡が可能である。
・emailは、顧客との関係で、いったん使用すると、将来に向けて欠くことの出来ない部分となる。
・emailマーケティングは、情報取得費用に関して、最終目標と期待性を明確にするならば、きわめて経済的である。
・emailはコストと時間を最も効果的に使う方法である。距離と時間に関係なくメッセージを配送出来る。また、配送について、あなた自身が管理することが出来る。間違いは直ちに識別され、問題を正し、メッセージを安価に、面倒なく再送することが出来る。
・emailは販売を促進する。
・emailはテストマーケティングに費用効果抜群
・emailは、顧客と会話をするチャンスを与えてくれる。
・emailはブランド構築にも有効に働く。
・そして、emailは何か楽しみを与えてくれる。
日本では、ケイタイによるemailが中学生あたりの年代から行われていますが、この世代が中心になる時代を想像してみて下さい。とても他の広告媒体など使う気にならないのではないですか?
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