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【海外・トレンド】email とダイレクトメールのリターン効果について、BeFreeの実験結果。

投稿者 石川洋一 2002年06月28日 19:48

最近のClickZ 誌に、emailマーケティングとダイレクトメール・マーケティングの投資効果、そのリターン効果についての記事が載っている。ご覧になった方もいると思うが、BeFree社が関係しているので、その概略をお知らせする。

当然のことながら、emailマーケティングの方が、ダイレクトメール・マーケティングよりも安上がりである。デジタルで作った素材と、アナログで「紙に印刷して」作った素材とではそのコストに大きな開きがある。特に、emailマーケティングについては、フォレスターリサーチが行った調査で、アメリカでのことだが、最も効果的なセールスツールの一つで、2004年にはemailマーケティング業界は48億ドルのビジネスに成長するだろうと予測している。そして、同年、2000億通のemailが行き来することになろうとしている。

このemailの怒濤のごとき急成長はそれとして、果たして、emailマーケティングの方がダイレクトメールメール・マーケティングよりも、効果的なのだろうか? 投資に対するリターンはどうなのだろうか? これに対して興味深い回答が出ている。

端的に言えば、emailマーケティングの方が、ダイレクトメール・マーケティングよりもはるかに、投資に対するリターンが大きいということである。反応が格段に良いというのである。これの実験結果がある。この実験に携わったのがBeFree である。

今から一年ばかり前、BeFree は、Passaic Parcという、エージェントの助けを借りて幾つかのemailの実験を行った。その実例をshrink-wrapと Rockwellに見ることが出来る。それに加えて、toiletフラッシュメール といのも行った。BeFreeは、これらの、要点を言えば、「BeFreeのアフィリエイトプログラムに参加しませんか」という広告を、emailとダイレクトメールの両方において行ったのである。

送られた人は、どのように反応したかである。黙殺したか、興味を示して何らかのアクションを起こしたのか? アクションを起こして何らかの返事をくれたのが”リターン”である。

結果は? 広告を担当した Passaic Parc社のディレクターは、emailのリターンは通常のダイレクトメールのリターンの4倍以上であったと報告している。これは、上記のshrink-wrap と Rockwellの両者に同時に見られた現象であったという。

この実験的なキャンペーンについて、次のように分析することができる。即ち、ダイレクトメールのリストは確かに良く選び抜かれているだろうが、emailのリストは毎月最新のものが簡単に選択されて加えることが出来るという点でまず違っている。手軽にアクションを取れるという点でも、emailの方が上であろう。

emailの反応が落ちるときには、他のダイレクトメールの反応も落ちるので、リターンの倍率は同じような数字を保つことになるのである。それとemailキャンペーンの成功の一つは、あるコンセプト(構想)をもったメディアとして扱ったことで、単に、これでもかこれでもかと、”宣伝文句と写真のメール”を送りつけたのではない、ということだとしている。

アフィリエイトにとって、単にバナーやテキストを自分のサイトに持ってくるだけでなく、その事実をメールにて積極的にPRすることの重要性が分かっただろうか? アフィリエイトプログラムは確かに、優れたマーケティング手法には違いないが、emailマーケティングとの組み合わせによって更に効果が発揮されるということである。

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