今回は、直接には、アフィリエイトプログラムに関係がないですが、オンライン上のマーケティングツールとして、誰でもが関心を持つ、e-mailについて、アメリカの著名なマーケット評論家、Correy Rudi氏のニュースレターを中心に、その現状をお伝えします。
e-mail マーケティングは、過去、5年間ばかりの間に、多くのことをやってきました。当初、それは、安い、瞬間性、発信先などのチェック可能、といったことから、究極のマーケティングツールであったわけです。クリックスルーレートは、100%と言って良いでしょう、人々は、どんなメールであれ、受け取れば、オープンし、読んだものです。
時代が移り、様変わりしましたね。今では、多くの人たちが、スパム(迷惑メール)について語り、e-mailマーケティングは、あなたのビジネスに損害を与え、クリックスルーレートは、かつてに比べ、僅かなものになってしまいました。しかしながら、依然として、ある会社はe-mailマーケティングを使用して、毎年多くの金を稼いでいるといった話しを聞きます。
このことは問題を提起してくれます。ある人々は、彼らのマーケティングツールとして、殆ど、e-mailだけを使い、それで、多くの利益を挙げているというのですが、一体どうやって稼いでいるのでしょう? 彼らの前には、多くのハードルがあるにも関わらす、どうやって、彼らのメッセージを読ませているのでしょう? これらの人々は、利益を挙げるのは、e-mailマーケティングこそがすべてである、と思っているように思えます。
これらを念頭に置いて、あなたが多分持っていると思われる、幾つかの思い違いを明らかにしたいと思います。e-mailマーケティングについて幾つかの普遍化した話をリストアップしてみましょう。そして、それに答えるかたちで、事実を探ってみましょう。注意すべきは、これらの俗説の幾つかをあなたが持っていたとしたら、あなたは、得られるべき多くの利益を失う危険性をもっているということです。
◆e-mailマーケティングの俗説その1: e-mailマーケティングは昔とくらべ、もはや効果を失っている。
e-mailマーケティングについて、人々が思っている、これがどうも一番の思い違いのようです。多くの人々は我々が日常受け取るかなりの量のe-mailそのものが、マーケティングツールとしてのe-mailの効果をダメにしていると考えているようです。最近、スパムメールのことが多くニュースに取り上げられて、多くの人々の注意を引いているという事実、また、仲介媒体として、あまり信頼を植え付けられていないところにあるようです。
私見では、e-mailマーケティングはもはや効果がないというのは、スパムと、正当なメール、即ち、パーミションベースのe-mailマーケティングとの間の識別を明確にしていないことに起因するのではないでしょうか。スパムは効果的なマーケティングツールでないというのは事実ですが、パーミションベースのe-mailマーケティングは依然として非常に強力であり、トラッキングが容易であり、そして製品やサービスを売り込む方法として、即時にその効果を測定出来うるのです。
証明が必要? 最近のダブルクリックの調査は、アメリカ人のe-mail使用者の69%は、パーミションベースのe-mailを受け取るとオンライン上で購入行動を起こしている、と報告しています。
これは、e-mailをマーケティングツールとして使用している企業にとって非常に大きなニュースです。約70%に近い人々が、オンラインのプロモーションの為の宣伝物(メール)を受け取って、結果としてモノを購入しているという事実は、e-mailが、歴史の上においても、最も効果的なマーケティングツールの一つとして、存在し続けていると言うことなのです。
◆e-mailマーケティングの俗説その2: e-mailによるプロモーションは信頼性を傷つける
幾つかの小さな、家庭ベースのビジネスオーナーの間で、販売促進ツールとしてe-mailを使用することは、顧客が、あなたのビジネスに対して、低い評価を与える原因になると、非常に大きくひろがった俗説があります。誰が、このような噂を言っているのかしりませんが、これは、e-mailを使ったプロフェッショナルな仕事をやったことのない誰かが言っているのでしょう。
もし、あなたが、お粗末なかたちでe-mailキャンペーンを始めたならば、勿論、あなたの信用は傷つくでしょう。同じことが、誤字があったり、下手な文書のダイレクトメールキャンペーンや、不快な新聞広告に対しても言えることなのです。しかしながら、じっくり時間をかけて、良くできたプロモーションe-mailを創り上げたならば、それは、あなたの顧客に本当に価値あるものとなり、あなたは自身の信用性を高めることになります。
「eMarketer」の最近のレポートでは、アメリカの消費者の67%がパーミションベースのe-mailマーケティングで、良い仕事をする会社には好感を持つという調査が出ています。これは、e-mailマーケティングキャンペーンが、良く企画され、適正な送り方をされるならば、ダメージを受けるのとは反対に、あなたの顧客の信頼性が増すという証拠なのです。
e-mailプロモーションを実行する鍵は、あなたのメールリストが、品質に注意を払って価値を高めていることがあります。参考のため、あなたの顧客がプロフェッショナルな、品質の高いメッセージをあなたから受け取るための3つのステップを述べてみましょう。
1.あなたのメールの内容があなたの購読者の興味に直接関わっていることを確かめること。 もし、彼らがガーデニングより関心があるのだったら、キャンドルに関したメールは送らないこと。
2.送る前に、少なくとも、二回は良く読むこと。誰か他の人が居れば、その人に読んでもらうのも良い。
3.最もポピュラーな無料のe-mailサービス、例えば、Hotmail 及び、Yahoo! などにあなた自身入会して、あなたのe-mailプロモーションが、これらのサービスにきちんと送られるかテストすること。これは、あなたのメール形式が、これらのサービスに適用しているかどうかチェックするのに役立ちます。
もし、あなたがインターネット上で製品やサービスを売っているならば、e-mailは多分、あなたの顧客と交わすことの出来る唯一の会話手段です。これは、あなたのウエッブサイトと共に、あなたのe-mailメッセージは、あなたが信頼と信用性を築き上げるたった一つのツールなのです。もし、あなたがe-mailメッセージを送る前に練りに練って、プロフェッショナルなメールフォーマットを作りあげることが出来たならば、あなたの顧客はあなたのビジネスに対して印象を深めるでしょうし、あなたとビジネスを行うことに安心感を持つことでしょう。
◆e-mailマーケティング俗説No.3: お客は送ったメールをスパムだと思わないか?
ここに、スパムメールと、パーミションベースのe-mailマーケティングとしての適正なメールとの違いを述べておきましょう。 スパムメールは基本的には、受領者の事前了解のないところへ送られる、”欲しくもないメール” のことです。 スパムは通常、ニュースグループや、チャットルーム或いは、その他の正常でないソースから集められたメールリストのアドレスに送られるメールのことです。
パーミションベースのe-mailはまったく対照的です。メルマガなどで集めたり、個々にコンタクトして集めたりして作ったメールリストに送られるものです。現在、又は過去の顧客リストや、無料のe-bookなどで集めたりしたものです。
調査によれば、e-mailユーザーは、二つの相違を良く理解しているようです。IMT戦略研究所によれば、80%以上の人はスパムに否定的であり、対して、最近のダブルクリックのレポートは78%が、自分の好むオンライン商店からのe-mailを受け取るのを望んでいるとの結果がでています。
もし、78%の人々が、あなたからのプロモーションe-mailを受け取ることを欲しているならば、あなたがマーケティングツールとして、e-mailを使わないとしたら、あなたは既に、最低線のところで販売戦略に間違いを犯していることになります。そして、あなたがスパムメールをやらない限り、あなたの顧客がどう思うかを考てちゅうちょしたりする心配はないわけです。
◆e-mailマーケティング俗説その4: e-mailキャンペーンは企画が難しく、送るのも難しい。
e-mailマーケティングはうまく作用しないと考えている人々がいますが、そういう彼らは実際にやってみたのでしょうか? e-mailプロモーションは、それを構築する過程が、ちょっと複雑で難しいと考えている節があるようです、
e-mailをマーケティングツールとしてうまく使って成功している人々にとっては、何でもないことなのです。一度、基本を知ってしまえば、そのプロセスは楽なものです。メルマガなどを利用して、とにかく一度やってみることです。それにより、効果的なメールの書き方や、マーケティングの方法を身につけていきましょう。
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