アメリカを代表する大新聞、ニューヨークタイムズが、アフィリエイト・プログラムに参加した。
プログラムに参加したのは、「ホームデリバリー」と呼ばれる、家庭に配達されるいわゆる普通の新聞で、価格は配達地域によって異なる。今、申し込むと最初の8週間は50%オフで購読できる。これは、ニューススタンドで買うよりも安いという。
アフィリエイトに支払われるコミッションは購読者を一人勧誘すると一律25ドル(約3000円)。
Return day あるいはCookie Duration と言われる、一度サイトに入って来たビジターが、後に申し込んだ場合、最初にビジターを紹介したアフィリエイトがコミッションをもらう権利があるが、その権利期間が365日。一度紹介したら、そのビジターが何時購読しようと、アフィリエイトは、コミッションを貰えるわけだ。この期間の長さも異例ではないだろうか? あくまでも、最初のアフィリエイトを大事にするという現れなのだろうか?
各家庭への配達版なので、アメリカ以外では購読できない。オンライン上の新聞、ニュースメディアならば、アフィリエイト・プログラムに参加しているのは幾つもあるが、いわゆる紙に印刷されている普通の新聞、それも世界を代表するような大新聞がアフィリエイト・プログラムに参加したのは筆者の知る範囲では、初めてと思う。
日本でいえば、朝日新聞がアフィリエイト・プログラムに参加したようなものである。
日本では、新聞勧誘員という仕事があって、皆さんも時にはしつっこい勧誘員に悩まされることが多いのではないか。 今はそうでもないが、以前はすこしドスのきいた、おっかないオジサンが各家庭を回っていた。
ちなみに、ニューヨークタイムズはASP (Affiliate Service Provider) に、コミッションジャンクションを使用している。 プログラムに使用するバナーやテキストの数も14種類と多く、熱の入れようが察しられる。
日本の大新聞も、インターネットが各家庭に入ってきている現在、人手に頼るよりも,アフィリエイト・プログラムを使用してみるのも面白いと思うが。
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