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スーパーアフィリエイトを追っかける

投稿者 石川洋一 2001年01月14日 01:24

昨年末の話になるが、アメリカのインターネットマガジン、WebReview.com(Cross?training for web teams の副題がある)に、スーパーアフィリエイトに関する記事が載っていた。ご存じ、20/80*のアフィリエイト・プログラムの法則(?)を紹介し、現実はもう少し厳しいかも知れないと指摘した後、次のように書いている。

(*20/80の法則:アフィリエイト・プログラムにおいては、全体の売り上げの80%を、20%のアフィリエイトが行う、といわれている。これは、後の80%のアフィリエイトは、殆ど売り上げには貢献していないということである。)

「経験あるマーチャントはスーパーアフィリエイトの可能性を非常に良く知っている。アフィリエイトとしっかりした堅固な関係を作り、常にオープンなコミュニケーションを図り、約束を実行していく?これが自社の売り上げを伸ばすことをマーチャントは知っているのである。

健康食品などを扱っているPlanetRx.comの Olesya Alferenko 氏は、
”当社のトップアフィリエイトは、とにかく良くやってくれて、特別売り出しなどがある時には、倉庫を用意しなければならないくらい注文が入ってくる。信じられないほどです”と云っている」

アフィリエイト・プログラムが成熟段階に入ろうとしているアメリカでは、一部のスーパーアフィリエイトは、倉庫が空になるくらい商品の売り上げに貢献してくれるというのだから、うらやましいような話である。

スーパーアフィリエイトは、いろいろなカテゴリーに存在しているが、特に、次の分野に優れたアフィリエイトが見られるという。一部のスーパーアフィリエイトは、売り上げが伸びてくると会社組織にしたりして、自らがアフィリエイト・プログラムに参加するところもあるようである。

● バーゲン・ハンティング (Bargain Hunting)
品物を安く売る情報を流すサイトはアフィリエイト・プログラムにおいては最も重要なサイトの一つといえる。
ebates.comは、リンクのついているショップと特別契約をしていて、彼らのサイトから買い物した人にはリベートが戻ることになっている。現在、契約しているショップが400以上ある。
bestbookbuys.com は、インターネット上で最低価格の本を売っているサイトを集めている(送り賃も含めて)。

● コミュニティー (Community)
コミュニティーサイトは、そのメンバーの為に注意深くマーチャントを選択している。そのため、メンバーはコミュニティーに忠実であちこちと浮気をしない。故に、いったんこのようなサイトにリンクがつくと優れたパワーを発揮する。

例えば、成功しているコミュニティーサイトの一つに、BookReporter.comがある。本の「著者」を中心に強力なコミュニティーを作っている。対して、ChildFun.com は育児についてのアドバイスやその上手なやり方などを中心にコミュニティーを作っている。

● チャリティー (Charity)
稼いだコミッションを非利益団体に寄付すると云ったことをやっている。あなたの町のPTAだとか、昔お世話になった母校だとか、いろいろあるだろう。schoolpop.comをご覧になっていただきたい。

ShopForChange.com は、購入価格の5%を環境関係、市民権利団体などの非営利団体に贈っている。

● E-mail ニュースレター発行者
メールリスト・オーナーは優れたスーパーアフィリエイトになる可能性を秘めている。ピンポイントでマーチャントのためにマーケティングをすることもできるし、多くの予約購読者を持つメールはメールボックスにトラフィックやセールスを送り込んでいるようなものである。

以上は代表的なカテゴリーであるが、勿論以上の他に各分野にすぐれたアフィリエイトがいるのは事実である。

しかし、スーパーアフィリエイトについてのデータを見つけるのは非常に難しい。
スーパーアフィリエイトのはっきりしたデータは存在しないといっても過言ではない。データを取ること自体不可能なのである。理由は、スーパーアフィリエイトは、自らを語ろうとしないからであるという。

アフィリエイト・プログラムのeZine & eDirectoryとして知られる、AssosiatePrograms.com のAllan Gardyne 氏は、ディレクトリーを立ち上げた当初からスーパーアフィリエイトに関してたびたび記事を書いているが、その彼にしてからが、スーパーアフィリエイトとのインタビューは非常に困難である、と述べている。

「彼らは世間の注目を引くのを好んでおらず、競争相手に手の内を知られるのをいやがっている。例えばあるマーチャントのサイトを売り込むにはそれなりのキーワードがあり、それを競争相手に知られるのをいやがるという気持ちはもっともだと思う」Allan Gardyne 氏はこのように述べている。

日本に、自分のホームページのトリックを人に隠しておきたいほどのスーパーアフィリエイトが生まれるのは何時の日だろうか?

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