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第3章 自社のホームページにに“アフィリエイト・インフォメーション”ページを設ける

投稿者 石川洋一 2002年01月12日 20:53
アフィリエイト・マーケティングを自社のマーケティング手法の一つに据えたならば、広告主はそのこと自体をホームページにはっきりと明記しなくてはなりません。自社のアフィリエイト・プログラムを売り込むことです。
広告主(マーチャント)は、アフィリエイト・プログラムとはこういうものであるということをホームページを訪れるビジターに説明する必要があります。このようなことを記載したページを“アフィリエイト・インフォメーション”ページと云います。

アメリカでは、100%近くの広告主が自社のホームページに“アフィリエイト・インフォメーション”ページを持っています。これは、アフィリエイト・プログラムに参加した企業のイロハだからです。

ちなみに“アフィリエイト・インフォメーション”ページとはどういうものか日米で代表的なものをお目にかけましよう。

日本の場合:
エコロジー雑貨の販売”エコデパドットコム”。トップページからビジターを導いています。非常に良くできた“アフィリエイト・インフォメーション”です。

アメリカの場合
一つはアフィリエイト・マーケティングのパイオニア、アマゾンドットコム

ちなみに、アマゾンはアフィリエイト・プログラムのことをアソシエイト・プログラム(Associate Programs) といっています。ご存じのようにアフィリエイト・プログラムは、アマゾンドットコムが本格的に採用し、大成功を収めたプログラムです。

パイオニアであるアマゾンドットコムは、当時知る人の少なかったアフィリエイト・プログラムについて自社のホームページで非常に詳しく説明しています。上記をクリックすると直接そのページに入れます。

もう一つはOneandonly.com。アフィリエイト・プログラムを上手に使って会員数100万人という、世界最大の「出会いサイト」になった企業です。上記をクリックすると直接インフォメーションページに入れます。


ところが、今の日本の多くの広告主は、アフィリエイト・プログラムに参加しても、その多くが自社で“アフィリエイト・インフォメーション”ページを作ることをしていません。

これは、アフィリエイト・プログラムを知っている人間が社内にいないということからくるのかも知れませんが、アフィリエイト・ネットワークを作るせっかくのチャンスを逃してしまっていると云わざるを得ません。

日本のアフィリエイト・プログラムの現状はまさにアメリカの3、4年前のそれです。広告主自体がアフィリエイト・プログラムを理解し、ビジター、或いはカスタマーにそれを理解させないとせっかく自社がそのプログラムに参加した意義が生かせません。

繰り返して云いますが、アフィリエイト・プログラムに参加したら、広告主(マーチャント)は自社のアフィリエイト・プログラムを「売る」努力をしなければなりません。

■2.自社のホームページに明記すべき事柄

本来ならば、アフィリエイト・プログラムに参加したマーチャントは、次の体制を整えておくのが基本中の基本であると云われています。自社のホームページに、

  • コミッション条件を明確にすること。
  • 最低支払い条件を記しておくこと(5000円を超えたら支払うとか)。
  • Return-days を記しておくこと (訪れたビジターが再度戻ってきて買い物をするまでの、許容期間)
そして更に、

(1) FAQを作り、アフィリエイトから起こるであろう質問に答えておくこと。
(2) Affiliate@email をつくり、アフィリエイトからの質問に答える体制を作っておくこと。

日本の広告主はこれらは、アフィリエイト・プログラムのシステムを提供している業者(Affiliate Service Provider。ASPと略す) がやるものだと思いこんでいるのではないでしょうか。

ASP がこれらのことを明記するのは当たり前の話です。ASPはシステムを提供し、環境を整備して、マーチャントとアフィリエイトの間を取り持つのがビジネスです。

しかし、一旦プログラムが動き出したら、本来のビジネスはマーチャントとアフィリエイト、そしてカスタマーの間で行われなければなりません。

そのために、自社のホームページに上記のことくらいはやっておかなければいけないのです。

アフィリエイト・プログラムはネットワーク作りが基本です。ネットワーク、即ち、マーチャントとアフィリエイトの輪を広げるのはASPだけの仕事ではありません。広告主が先頭に立ってやらなければならないことなのです。

■3.アフィリエイト・インフォメーション・ページのチェックリスト

アフィリエイト・プログラムに参加したマーチャントの作るべき、アフィリエイト・インフォメーション・ページのチェックリストをしたに掲げます。上記の事項と一部重複しますが、参考にして下さい。

  • あなたの製品の優位性を説明すること
  • アフィリエイト・プログラムを売りこむこと
  • あなたのアフィリエイト・プログラムの特徴を強調すること(コミッションが高いとか、Return-days が長いとか)
  • 上記のコミッション率と、Return-days を明記すること
  • FAQページをつくること
  • アフィリエイト専門のemail アドレスを作ること
  • アフィリエイト契約書とのリンクをはっきりとつけておくこと
  • すぐにサインアップできるように、サインアップフォームにリンクを付けておくこと
各広告主によって更に工夫をこらして、良いアフィリエイト・インフォメーション・ページを作って頂きたいと思います。

本来ならば、これらがアフィリエイト・プログラム・マネージャーの仕事でなのですが、日本ではその存在すらないようです。

信頼できるASPと十分に相談して行うのが現状のベストでしょうか。

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