巷間言われているように、アフィリエイトプログラムにおいては、20/80 の法則が存在し、これが今は、10/90 の法則に変貌しているという。お分かりの通り、あなたのアフィリエイトプログラムの売上の90%は、10%のアフィリエイトが達成するという法則(?)である。
こうなるとアフィリエイトプログラムを運営する者はどうしたらスーパーアフィリエイトとコンタクトをつければ良いのかという問題に突き当たる。これは、アフィリエイトプログラムにおいては永遠の課題である。
ところが、これが簡単に見つかる方法がある。アメリカでの話しだが、日本でも状態は同じであろう。
●それは、次の三つのエリアから選択すれば良い。
・ チャリティーサイト
・ 懸賞金のサイト
・ 学校なり有力団体のの基金募集のサイト
●チャリティーサイトを例に取ってみる。次のようなサイトがある。
これらはいずれもショッピングサイトであるが、アフィリエイトとして、このサイトで買い物をするなり登録するなり、クリックするなり、コミッションが発生するようなアクションを取ると、あなたに行くべきコミッションの全額、或いは一部が慈善団体に寄付されることになっている。
たとえば、GreaterGood.com の2000年における主な寄付先は次の通り。
・特殊事情にある、275人のオリンピック選手のトレーニング
・ボスニアなどに於ける子供達救済事務所に対する財政援助
・小学校、中学校のコンピュータ機器のアップグレード
・子供達の生命を脅かす六つの疾病に対して、それにたいする免疫の措置
・捨てられた動物、或いは空腹の動物たちに対する救助
・大学生に対するスカラシップ
この他、約3000を越える機関、団体に寄付を行ったという。
Amazon.com, priceline, Nordstrom, Lands' End, Dell, Office Max, 1-800 flowers など、アメリカを代表するショッピングサイトがあり、最高15%までの範囲で寄付が行われている。
このような、インターネット上の慈善関係の寄付のハシリは、The Hunger Siteで、世界最初の ”click-to-give” サイトであるという。約1億5000万人を越える人たちが訪れ、寄付を行っている。超スーパーアフィリエイトである。
確かに、アメリカと日本では、慈善団体であっても寄付に関する考え方が違う。しかし、これからは徐々に事態が変わってくるだろう。慈善後進国の日本であっても、上記にあげたようなサイトに類似したところは、スーパーアフィリエイトになる素地は十分にあるから、アフィリエイトプログラム運営者はあたまに入れておく必要がある。また、自ら開拓するような努力も必要だろう。たびたび例に挙げているが、先年の大統領選挙では、共和党はアフィリエイトプログラムを使って資金集めを行った。思いつく方はすぐにでもアクションを起こしたらよい。
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