ASPと契約する
コストはかかりますが、一般サイトとの契約や支払い処理等、様々な作業をASPが代行してくれます。
何より、一般サイトの運営者自身が、面倒な個別契約より、お手軽なASP経由を望んでいます。
主要ASPだけで5サイト以上ありますので、これ以上のアフィリエイト契約をするのは、スーパーアフィリエイターといえども、面倒であることは間違いないでしょう。
[利点]
多数のアフィリエイトサイトと半自動的に契約できます。
広告主はASPに料金を支払えば、後はASPが多数のサイトに支払い処理をしてくれます。
アフィリエイトのシステムが自動的にバージョンアップされていきます。
[難点]
ASPに支払うシステム利用料がかかります。
ただし、自社運営時の手間と経費を考えると、まずリーズナブルだと言えるでしょう。
アフィリエイトタグの設定に若干専用知識が必要となりますが、ASP側に依頼することも可能です。
当然ながらASPが用意したシステム以上の事(カスタマイズ)ができないのですが、多くのASPではシステムが日々改善されています。
ASPによっては、アフィリエイターとの直接連絡・交渉が禁止されています。これが禁止されると、優秀なアフィリエイトサイトを見つけても、直接の「アフィリエイト広告の掲載依頼」ができないということですから、契約前に確認するといいでしょう。
アフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)リスト
アフィリエイトがパッケージングされたショッピングモールに出展する
自前サイトを持つほど予算と知識がない物販ショップのオーナーに向いています。
ショッピングシステムも込みのため、ASPよりコストはかかることが多いのですが、「売るものはあるけどサイトが無い」といったあまりウェブ知識を持たない初心者ショップオーナーでも利用できます。
アフィリエイトに関しては、ASP同様に全てを代行してくれます。
[利点]
多数のサイトと半自動的に契約できます。
広告主はASPに料金を支払えば、後はASPが多数のサイトに支払い処理をしてくれます。
アフィリエイトタグを設定する必要がありません。
[難点]
ショッピングモールに支払うシステム利用料が、値上がりするケースがしばしばあります。
アフィリエイト機能付きショッピングモールリスト
システムだけレンタルして独自に運営する
アフィリエイトマーケティングを知り尽くしたサイトオーナー向け。
自分自身で広告を掲載してくれるサイトを探したり、個別に支払いをする必要があります。
スーパーアフィリエイター達と直接交渉できる人脈があれば、最もコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
[利点]
システム利用料が安い。
[難点]
運営に能力と労力がかかる。
[システム紹介]
リンクスタッフ
じぶんアフィリエイト顧客獲得法
※利用料金は各社にお問い合わせください。
システムを開発して独自に運営する
当然利用料金はかかりませんが、システム開発費用がかかります。
自分自身で広告を掲載してくれるサイトを探したり、個別に支払いをする必要があります。
自社でプログラムを組むとしても、開発コストを考えると得策とは言いがたいでしょう。
アフィリエイトを検討している広告主向けに書かれた書籍、
アフィリエイト・マーケティング実践マニュアルを読むと、失敗が少なくなると思います。
アフィリエイトとは直接関係がありませんが、ネットショップの運営者が情報交換する場、
全国EC協議会
というNPO法人もあります。
貴社サイトをPRしてくれるアフィリエイター達が実行してくれるのは、「貴社サイトに興味があると思われるユーザー」を導いてくれるだけです。
貴社に利益が上がるかどうかは、「貴社のサイトがそのユーザーに望まれているか」という点にかかっています。
ぜひ「ユーザーさえ集まれば売れる」というサイトを作ってから、アフィリエイトの導入を検討していただきたいと思います。
でないと貴社が「アフィリエイトでは売れない」という結論を出すのは目に見えています。