アフィリエイトを導入している広告主は、サイトのリニューアル時に気をつけなければならない約束事がいくつかある。
つい先日、これらの約束事を破ってリニューアルしたサイトがあった。
そのサイトは、私のサイトからの210もの商品リンクを削除される結果となった。(そうせざるを得なかった)
その一部始終をご紹介しよう。
商品リンクに使っていた画像が消えた。
おや?と思った私は自サイトの商品リンクをクリックしてみた。リンク先が表示されない。
そのサイトのトップページのURLを打ち込んでみた。
サイト構成が変わっている。いつの間にかリニューアルしていたようだ。
そんなニュースレターは来ていない。
商品ページがなくなっている。
それまであった「商品個別ページ」が消えている。
商品の「詳細」を押すと、小窓が立ち上がる。その小窓のURLにリンクしても、それだけだと謎のページである上に、ショッピングカートシステムが成り立たなくなっている。
しかもサイト全体がフレームを採用してしまっている。
きっと、Eコマースに対してノウハウがないデザイン担当者が、サイトを設計してしまったのだろう。
これでは、商品リンクの張りなおしもできない。
結果として、このサイト向けに作っていた210もの商品リンクは、削除せざるを得なくなったというわけである。
[このサイトがすべきだったこと]
1. サイト構成の変更で、やむなく使わなくなった旧URLからは、生きている別ページにリダイレクトをかけるべきだった。
2. フレームを採用すべきではなかった。
3. 小窓での商品クローズアップという構成を採用すべきではなかった。
4. アフィリエイターに対して、リニューアルスケジュールを知らせるニュースレターを流すべきだった。
総括すると、Eコマースに対してノウハウを持つ人間にサイト構成の指揮を取らせるべきだった、と言える。
このサイトは、きっとアフィリエイトで成果を上げることはできない。
アフィリエイトを撤退するのは時間の問題だろう。
紹介する価値がないので、どのサイトであるかは伏せておく。
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